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出版社内容情報
ひとつ下の美少年な後輩・颯。気安くてノリが合って出会ってすぐに意気投合。
ひとつのスマホで肩寄せ合ってアニメを見たり、抱きつかれたり、間接キスしても友達なら問題なし。
…でも、妙に柔らかくて触り心地がいいんだよな。なぜならコイツは――
颯が美少年じゃなくて”美少女”だと判明した後も、一緒に昼飯を食べ放課後も普通に遊んだ。さらに俺の女性不信を直すためにデートを提案してきて、颯との距離が急接近!?
「"男友達"のボクなら、もっと触っても大丈夫っすよね?」
距離感は男友達のまま、颯が”女の子”だってことを、可愛くて特別な子だってことを、俺はこれからどんどん知らされていく。
内容説明
一つ下の美少年な後輩・颯。気安くてノリが合って出会ってすぐに意気投合。ひとつのスマホで肩寄せ合ってアニメを見たり、抱きつかれたり、間接キスしても友達なら問題なし。…でも、妙に柔らかくて触り心地がいいんだよな。なぜならコイツは―颯が美少年じゃなくて“美少女”だと判明した後も、一緒に昼飯を食べ放課後も普通に遊んだ。さらに俺の女性不信を直すためにデートを提案してきた颯との距離が急接近!?「“男友達”のボクなら、もっと触っても大丈夫っすよね?」距離感は男友達のまま、颯が“女の子”だってことを、可愛くて特別な子だってことを、俺はこれからどんどん知らされていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
31
過去のトラウマから女子が苦手で、義妹・雛姫からのアプローチにも距離を置きがちな赤座諒介。そんな彼が気安くてノリが合うひとつ下の美少年な後輩・颯と出会ってすぐに意気投合する青春ラブコメ。近い距離感も男友達なら…と思っていたら実は美少女で、距離感は男友達のまま颯が可愛い女の子という現実をどんどん突きつけられる諒介。事情を知った義妹の雛姫も負けじとアプローチする状況に困惑する構図でしたけど、ライバルでも相手の事情に気遣いを見せる訳ありヒロインたちとの三角関係がこれからどうなってゆくのか、今後の展開に期待ですね。2023/10/21
わたー
24
★★☆☆☆Not for me.とあるトラウマのせいで女の子が苦手な主人公は、中性的な魅力を持つ颯を男子だと思い意気投合する。しかし、実は彼女は女の子で…なラブコメ。主人公がヒロインの性別を誤認する系の作品は好きなジャンルなのだが、この作品は残念ながら自分には合わなかったなと。颯は確かに可愛く描かれているところは良かったのだが、サブヒロインの主人公の義妹ちゃんまでメインヒロイン級に可愛く描かれている点がよろしくない。彼女からすれば、引きこもりの自分を変えてくれて人生の指針までくれた恩人で最愛の人を、2023/10/26
rotti619
9
とある事情で女性と触れられないのに、義妹で声優の雛姫から好意を寄せられて距離感を図りかねている赤座諒介が出会った、男友達の後輩・胡桃楓が実は女性だったというお話。比較的見かけるジャンルのお話だが、楓が諒介の事情を知った上で、今の状況を最大限に活かし落とそうとするちゃっかりした所が楽しい。また、義妹の雛姫の方は色々な意味で強烈なキャラクターに仕上がっており、特に中盤以降はこの2人によるテンポの良いドタバタ感が楽しめるようになっている。気軽にラブコメを楽しむには良い内容で、最後までテンションが落ちなかった。2023/10/27
真白優樹
9
過去の経験から女性に苦手意識を持つ少年が、ひょんな切っ掛けから出会った後輩の少女を少年と勘違いしてしまい、始まる物語。―――この想い、隠しておけぬ、だから境界線を越えて。 勘違いのまま進む、かと思いきや早めに誤解が解け、その後は好敵手同士時々支え合う三角関係に進んでいくラブコメであり、気軽に楽しめる甘酸っぱさとイチャイチャが楽しめる物語である。少しずつ、苦手を越えて動いていく少年の思い。果たしてこの先、三人の関係はどうなるのか。少年の心に巣食う苦手意識は変えられるのか。 次巻も勿論楽しみである。2023/10/23
leo18
8
男だと思って接していた少女颯と義妹で声優の雛姫との三角関係ラブコメ。猛アプローチをかける恋する2人のヒロインがかわいい。ラブコメとしては楽しめたけど、続くとなるとタイトルの男友達要素はもはやないよな。2023/10/27