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出版社内容情報
夏の沖縄の熱を抱えたまま、いつも通りのにぎやかな仲間たちが待つ日常へ帰ってきた我らが主人公・龍斗。季節が秋、さらに冬へと移ろうなか、月愛と2人きりの時間を取れずにいたが…。海愛×久慈林との食事会に交わりながらテーブルの下で月愛とイチャイチャしたり、耳元で愛を囁き合う寝落ち通話を試してみたり。凸凹カップルは心を深く通わせていく。そして、恋に揺れ動く仲間たちと一緒に悩みながら、ついに龍斗は抑えてきた気持ちを月愛に告げる。そうして――"――俺は初めて、月愛のすべてを知ったのだった……"。
内容説明
“俺はきっと月愛を幸せにする男になる。だから、これを言わせてほしい―”。夏の沖縄の熱を抱えたまま、いつも通りのにぎやかな仲間たちが待つ日常へ帰ってきた我らが主人公・龍斗。季節が秋、さらに冬へと移ろうなか、月愛と2人きりの時間を取れずにいたが…。海愛×久慈林との食事会に交わりながらテーブルの下で月愛とイチャイチャしたり、耳元で愛を囁き合う寝落ち通話を試してみたり。凸凹カップルは心を深く通わせていく。そして、恋に揺れ動く仲間たちと一緒に悩みながら、ついに龍斗は抑えてきた気持ちを月愛に告げる。そうして“―俺は初めて、月愛のすべてを知ったのだった…”。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海月
69
卒業おめでとうと言いたいところだけど終わりが気になる。 この作品ホントいい意味でイッチー、ニッシー、リュートの三組カップルがそれぞれの想いを同軸で描いてくれるから退屈しないし続きが気になる。しかも今回はマリアと、キティさんの恋愛も絡まってボリュームすごいっす!キティさん初登場なのに前からいるみたいな感覚だし(笑) 早く9巻出してくれー!2024/06/23
海月
61
最後の内容完全に忘れてた…。再読しといて良かったー!大学生編もだいぶ熱いですな!ピュアすぎるものの周りの友達の話もあるから色々比較できるのもこの作品のいいところだよね。 さ!次巻は自分もまだ読んでない未開拓。超絶楽しみです。2025/03/22
星野流人
37
シリーズにとって大きな転換点を迎える8巻目。白河姉妹の姉、綺麗(きてぃ)と、その彼氏ライくんの関係を通して、龍斗も公私ともに大事なことを学んだようで。ライくんの新曲、なかなか感動してしまいました。学生時代のクリスマスの悲劇があっただけに、今回とんとん拍子にきれいにおさまってとても安心しました。自分が一番気になってるニッシー笑琉のエピソードは今回少なめながら、次巻で進展が望めそう? 本当にどうなっちゃうんだ……各カップルの中でもここが一番複雑なので、ものすごく気になります。2024/07/14
芳樹
35
【BW】前回ラストにもたらされた衝撃的ニュースの後から始まる第8巻。今回は龍斗と月愛がそれぞれ思いながら隠している本心が赤裸々に語られつつ、二人の友人たち、そして月愛と海愛の姉・綺麗とその彼氏にも焦点が当たる群像劇調の展開で、それぞれの関係性がそれぞれ違う方向へ変化していく様子をはらはらしながら見守っていた感じです。そして今回はあらすじの『俺は初めて、月愛のすべてを知った』という展開が実に心に刺さりました。二人とも本当に良かったね。さて、またも波乱の次回が予想されるエピローグに、続編への期待が高まります。2024/06/20
よっち
32
夏の沖縄でまたもや決定的な機会を逃した龍斗。秋から冬に向かう中、忙くて月愛と2人きりの時間をなかなか取れずにいた彼が周囲の恋愛模様に次々と巻き込まれていく第8弾。イッチーと谷北の環境激変、龍斗が取り持った海愛と久慈林の進まない関係、前に進みたい蓮と笑琉の悩ましい関係、そして月愛の姉綺麗と逃げ出した同棲相手との関係修復。自身も月愛とのもどかしい状況が続いているのに周囲に振り回され、奔走するあたりが龍斗らしいかなと苦笑いでしたけど、ようやく乗り越えてもまた新たな難関が出てきて、これはなかなか悩ましいですね…。2024/06/22
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