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出版社内容情報
太陽の侵攻も止まり、帝国に皇庁の三王女が集結した。王女達が帝国と共に魔女と災厄の討伐を決意する中で、しかし一人逡巡する女王ミラべア。彼女は真実と向き合う為、灯で三十年前の過去を再現することを決断し――
内容説明
―それは、聖戦に至れなかった物語。太陽の帝国侵略をイスカたちが阻止した結果、奇しくも帝国にて三王家の王女達が集結した。魔女・イリーティアの打倒を誓う王女たちが帝国との協力を決意する中で、女王・ミラベアもまた一つの決断を迫られる。女王の脳裏によぎるのは、かつて好敵手だった男―魔人・サリンジャー。最盛期には戦闘人形と評された彼女が如何にして彼と出会い、そして別れたのか。宿敵という名の逢瀬と、決別の筋書きで彩られた舞台―三十年前の真実が、今蘇る。細音啓が放つ大人気ファンタジー、決断の第15巻。
著者等紹介
細音啓[サザネケイ]
第18回ファンタジア大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
34
太陽の帝国侵略をイスカたちが阻止した結果、奇しくも帝国にて集結した三王家の王女たち。王女たちが帝国との協力を決意する中、女王ミラベアもまた一つの決断を迫られる第十五弾。王女たちが魔女・イリーティアの打倒を誓う一方で、ミラベアが思い出す若き日の王女時代に好敵手だった魔人サリンジャー。最盛期には戦闘人形と評されたミラベアと彼の宿敵という名の逢瀬が描かれる、聖戦に至らなかった二人の今回のエピソードでしたけど、読んでミラベアの印象がちょっと変わりましたね…。二人が終盤にどう関わってくるのか楽しみになってきました。2023/06/21
7MHz
5
#キミ戦 ミラベアとサリンジャー、若かりし頃はそういう馴れ初めだったのね。サリンジャーが男前過ぎるいいエピソードだった。 2023/06/27
窓間
3
戦闘人形と呼ばれた王女と超越に至る前の魔人の姿が書かれる15巻。ミラベア短編とかだと結構コミカルなところもあったので今と結構違うんだろうなとは思ってたけど、やっぱりアリスの母親だという思いを強くした。ヨハイムとイリーティアとかユミエルとかもそうだけど悲恋というかすれ違いというか、そういうのもしっかり上手いよなあ。決別の原因はサリンジャーの気位だけど、出会いのきっかけもそうだから、これは運命でしかないのだろう。でもこの後いつ天帝と知り合ったんだろ。まあ天帝ならオーレルガンに行ってることもありそうだけど。2023/06/25
ななし
2
★4サリンジャーいいやつやなぁ2024/08/28
じゃんく
1
サリンジャーの侠気に惚れる回だったな……2023/07/03
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