出版社内容情報
しげ・フォン・ニーダーサイタマ[シゲフォンニーダーサイタマ]
著・文・その他
白狼[パイラン]
イラスト
内容説明
転生先は、冒険者見習いの少年クルト。場所は戦場、手に持つのは鍋と銅蓋―!?なんとか転生即死の危機を切り抜けると、ガチ中世レベルの暮らしにも順応。現代知識を使って小金稼ぎ、ゴブリン退治もなんのその。これからは、鍋を片手に第二の人生謳歌する!て、この鍋、敵を倒すと光るんだけど!?鍋と世界の秘密に迫る異世界サバイバル、開幕!第3回ドラゴンノベルス新世代ファンタジー小説コンテスト大賞。
著者等紹介
しげ・フォン・ニーダーサイタマ[シゲフォンニーダーサイタマ]
イラストとTRPGと西洋剣術が趣味の一般甲冑戦士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
niz001
7
意外にもチート少な目、鍋も現地産。かなりハードな状況。貧乳はステータスなんだけどなぁ。シーザー!?2022/08/23
史
6
冗談みたいなタイトルから、泥臭さあふれるファンタジー。だけどハードやダークではないのもどこか良い。ギルド話と思いきや、締めはさらなる荒波を想像させるもので、クリフ・ハンガーなのだけれども、それがどこかワクワクさせる。憑依転生における元の肉体や武器に対する謎も中々興味深い。是非とも続きが読みたいですね。面白かった!2022/12/02
マサトク
2
しげさんの出版一発目。主力武器が「(片手)鍋」の異世界転生モノ、ではあるのだけど、中世ヨーロッパ的ファンタジー世界を(JRPG的ではあるにせよ)よく描いてて大変面白い(トイレの処理についてまで書き込まれたファンタジー小説は流石に少ない。武具に関しても、趣味の甲冑の知識(???)がふんだんに活かされているのを感じる…)。パーティの面々も魅力的だし、物語もするする読めるのに軽すぎず楽しく、いやこりゃ大賞取るわと思ったことです。後半で出てくる大物転生者や「鍋の秘密」も含めて続きが楽しみ。2022/11/14
菊地
2
ネタっぽい作品名に反して、意外と地に足が付いた世界観と展開でしみじみと面白かった。2022/08/06
葉月
1
不思議なタイトルから始まる正統派異世界転生ファンタジー。すごく骨太。戦場の雰囲気がリアルで引き込まれました。地に足つけて生きていく主人公が好印象でした。面白かった!2023/02/16