出版社内容情報
「こじか」と名付けられた、やせっぽちで炎が苦手な少女。高く跳びはねてしまう為、足に砂袋をくくられ育った。ある時、頭中将のタケルが訪れ、こじかを舞姫として引き取るという。二人は都へ向かうことになるが―?
内容説明
都よりほど近い淡海国に住む、やせっぽちの姿から「こじか」と呼ばれた少女。高く飛び跳ねてしまうため両脚には足枷の砂袋をくくりつけられ、端女として育った。ある時都より、頭中将・タケルがこじかのもとを訪れる。宮中の舞姫にふさわしいと、彼女を右大臣家で引き取るというのだ。実はかつての心の傷により、炎を嫌うこじか。暗闇で炎を灯す五節舞で踊れるはずもない。宮中から追い出され、ついには己の秘密を知ることになり―!?炎に愛された少女が運命に逆らい羽ばたく、圧倒的平安ファンタジー!
著者等紹介
藤宮彩貴[フジミヤサキ]
東京都出身。第3回富士見ノベル大賞にて、『焔の舞姫』が審査員特別賞を受賞、同作にてデビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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