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出版社内容情報
名門貴族の忌み子・リヒト。周囲から無能と蔑まれるその少年こそ、伝説の神剣を抜き放つ“天賦の才”の持ち主だった! 無敵の才器と無敗の剣技――無限の強さを誇る少年は、凶悪な陰謀が渦巻く王立学院を無双する!
内容説明
名門貴族の落胤・リヒトは、無能な忌み子として家門を追放された…規格外な魔力と絶対的な剣技、そして、伝説の神剣を抜き放つ“天賦の才”の持ち主であることを隠したまま―。流浪の旅に出たリヒトが出会ったのは、正体を隠して救済の旅をしていたラトクルス王国の王女・アリアローゼ。彼女の崇高な理念に胸を打たれたリヒトは、王女への忠誠を魂に誓う!アリアローゼの護衛として、彼女が身を置く王立学院へと入学したリヒト。学院に巣食う凶悪な魔の手がアリアローゼに迫った時、リヒトに秘められていた本当の力が解放される―!!神剣に選ばれし少年の圧倒的無双ファンタジー、堂々開幕!
著者等紹介
羽田遼亮[ハタリョウスケ]
小説家。他に「神々に育てられしもの、最強となる」など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
31
名門貴族エスターク家で「忌み子」と呼ばれ、追放されたリヒト。冒険者になるべく旅をする彼が盗賊に襲われている王女を救い、彼女の騎士となる学園ファンタジー。周囲には力を隠し神剣とともに家から旅立ったリヒトが、道中助けた王女・アリアローゼの騎士となって、彼女が身を置く王立学園に入学する展開で、目立ちたくないと言いながらあの立ち居振る舞いは…トラブル頻発不可避ですね(苦笑)周囲に敵も多いのに理想家で優しくどこか危なっかしい王女を、できるメイドのマリーと支える構図でしたが、リヒトが大好きな妹の再登場も期待してます。2021/02/21
nishiyan
13
名門貴族の落胤にして規格外な魔力と剣技を持ちながら無能な忌み子として追放されたリヒトとある秘密を抱えながら救済の旅に出ていたラクルスト王国第三王女アリアローゼの出会いから始まる無双ファンタジー。目立ちたくないといいながらもトラブルに愛されているリヒトと煽るようなことをする天然なアリア。この主従を見守る武闘派メイドのマリーという座組は面白い。難敵との戦い、黒幕の暗躍がありつつ、異世界云々などつっこみどころがある設定はご愛敬でしょうか。それにしても兄命の異母妹エレンが強烈で今後の活躍に期待。次巻が楽しみです。2021/03/22
真白優樹
6
名門貴族の家から「忌み子」として追放され冒険者を目指す少年が、敵に囲まれながらも理想を貫く王女と出会い、始まる物語。―――忌避の裏には最強在り。その力を示し未来を掴め。 力を隠しどころか、何処か世間知らずが故に結果的に見せつけ混乱を招く少年と、甘さを捨てきれぬままに理想を求める王女。何処か危なっかしい二人が、それでも支え合いながら襲ってくる資格を跳ね除け力を示す、真っ直ぐに熱い王道的な面白さのある物語である。刺客を跳ね除け掴んだ力。だがしかし闇は未だ渦巻く。次の戦いの行方とは。 次巻も勿論楽しみである。2021/02/22
リク@ぼっち党員
5
久しぶりに香ばしい主人公を見た。勘当されてるのに王女様の護衛になるとか、最低点での入学とか言いながらイキりまくるのとか、目立ちたくないと言いながら目立つ行動ばかりするのは何なの? あとこの世界での強さがよくわからん。主人公が賊や学生相手にイキってたかと思いきや、終盤ボコボコにされてるし。こんなの魔剣一本で学園滅ぼせるじゃん。あと突然異世界の戯曲やら、やれやれ系やら、さすリヒやら出てきて世界観が崩壊するのは仕様なの? ツッコミどころが多すぎてイマイチ乗り切れなかった。2021/02/24
榛名
3
名門貴族の落胤リヒトは無能の忌み子として名門を破門されるところから始まる作品しかし実は最強の実力を隠し持っていて伝説の神剣を抜き放つことのできる才能を持っている設定をすごく生かされていて、読み手を手が止まらなくなりましたな出会いでまた生き方を見つけていく過程がよかったです2025/01/30