出版社内容情報
幾多の功績をあげるセイに婚約の申し込みが舞い込み始めた。そんななか、再発生し始めた瘴気浄化のためセイはアルベルトの故郷である辺境伯領へ向かうことになるが、覚悟を決めたアルベルトがついに動き出す……!?
内容説明
幾多の功績をあげるセイに社交の誘いが舞い込み始め、パーティーに参加することになる。交わされる各領の名産品の話題から、セイ主幹の食事会はやらないのかと期待の眼差しを向けられ…様々な名産品をセイ風にアレンジして振る舞う、王宮グルメフェスを開催することになりました!?社交の申し込みはさらに増え、いつのまにか婚約話まで。アルベルトが焦りを抱き始めるなか、再発生し始めた瘴気浄化のため、セイたちは新たな地へと向かうのだが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鯵
23
前半の「舞台裏」で、6巻で母親の病を治せる薬を求めて隣国から留学してきたテンユウ皇子視点のエピソード。その後は元いた世界の料理を振る舞う聖女主催のフードフェスティバルを挟んで、後半は各領地やホーク辺境伯領の魔物討伐。前巻の万能薬の件ってどんなだったっけ~?って半分くらい忘れてたので、テンユウ皇子sideエピソードは6巻の最後に入れた方が分かりやすかったと思う。新章の方向性がハッキリしていない感じで7巻も中途半端なところで終わっている。2021/05/08
おにおん
19
スローライフ要素も交えながら、セイがこれまで関わってこなかった人たちと交流を深めていきます。そして遂にセイがあの領地へ行くことに!これは恋愛要素の濃い巻になりそうだなと思いましたが……。内容としては十分楽しめましたが、自分が期待していた内容とは少し違いました。ただ、次巻で期待している内容が描かれる可能性は大いにあるので、早く次巻が読みたいです!2021/05/14
こも 旧柏バカ一代
18
ザイデラから感謝状が来て、宰相曰くセイには日用品を贈られたらしいが、、国宝級の茶器や布などを渡される。そして王国とザイデラの国交をより親密にするために、王族がザイデラに留学する事となり。それにアノ、カイル王子が行く事になった。リズとの婚約も解消してからのザイデラへの留学。それに清々したような感じのリズ。でもその後の婚約攻勢に辟易してもいた。それに冷や汗をかきながらも受け取るセイ。さらにセイの元にも招待状の嵐が吹き荒れる。国の半分の貴族から招待状が来たらしく、国王、宰相の検閲を受けて残ったのはたった1通。2023/11/08
しましまこ
18
ストレスフリーでサクサク読める和み本。2021/10/30
nishiyan
17
ザイデラのテンユウ皇子の問題を解決し、思わぬ御礼をもらったセイ。お披露目が終わったことでリズの実家から茶会に誘われたり、はたまた料理好きが高じてフードフェスティバルを開催したり…という本巻。主要キャラはみなホーク団長とセイをくっつけたいように思うのだが、すんなりいかないのは本作らしさだろうか。仕事と趣味への嗅覚が鋭すぎる彼女の問題かしら。ホーク団長の実家があるホーク辺境伯領へ黒い沼浄化の旅というビッグイベントが発生するも、奥ゆかしすぎる二人は…(笑)。次巻も同地が舞台なので、もう少し関係が進展すればなと。2023/07/18
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