富士見L文庫<br> 菓匠風月―深夜霊時の夢菓房

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富士見L文庫
菓匠風月―深夜霊時の夢菓房

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784040738765
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

就職を控える陽斗へ「チチキトク」と電報が届く。帰郷を迎えたのは弟・良夜。父は亡くなり、弟が家業の和菓子屋を継いだのだ。人見知りの弟のため陽斗は一肌脱ぐことになるが、真夜中の客は厄介な神様や妖ばかりで?

内容説明

有馬温泉の一角に佇む、深夜0時にひっそりと灯りが点る和菓子屋「夢菓房 風月」。父親が危篤との知らせを受け帰郷した陽斗を出迎えたのは、父の和菓子屋を継いだ弟・良夜。随分前に父親は亡くなり、精霊の沙羅と二人きりで営業しているらしい。極度の人見知りである良夜に店を切盛りできるわけがない。やむなく陽斗は協力することになるが、客人はなんと神様や妖ばかり。しかも何故か良夜はご立腹の様子。陽斗は神様、ひいては弟のためおぼろげな記憶を探りながら、桜の菓子を作ることになるが…?書き下ろし。

著者等紹介

真鍋卓[マナベスグル]
第2回ネクストファンタジア大賞銀賞を受賞し、マナベスグル名義でデビュー。実家は和菓子屋を営む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yumi

12
《図書館本》ドタバタ劇であっという間に読了😊もう少し和菓子ネタほしかったかなー!でも読んでるうちに和菓子食べたくなって塩大福買っちゃったよ🤣🤣2023/04/02

陽ちゃん

4
父親からの父危篤の電報もどきに有馬温泉の実家ヘ帰った陽斗を待っていたのは、父が半年前に既に亡くなっていたという事実と和菓子屋を継いだツンデレ弟の良夜だったと。しかも深夜0時に開店しお客は幽霊や妖怪だとすると、収入はどこから?となりますよね。結局、収入源は分からないままでしたが、陽斗と良夜の会話やお客たちとの絡みは楽しめました。2021/02/11

まさ公

4
このノリつっこみがすごい好き。しかしながら、お客さんからお代もらわずどうやって暮らしているのでしょうか? 2021/01/11

わぴねむ

3
この人のキャラのやりとり好きだなぁ。2021/03/27

あずとも

3
神様やあやかし相手に深夜にだけ営業する和菓子屋「風月」を訪れるお客様やお店を営む兄弟の家族愛をテーマにしたお話かな。ツンデレ弟と鈍感兄の会話が面白かった。それにしてもこのお店商売としてはどうやって成り立っているのだろう2020/11/15

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