出版社内容情報
とある事情で保育士をやめた小森新。実家の法事でやたらと美形な僧侶の紅鷹に半ば拉致され、片田舎にある彩柏寺を訪れる。ここは、妖怪の子どもたちを「神使」に育てるための寺で、新に手伝えと言うが……!?
内容説明
子どもを庇って大事故に遭った保育士の小森新。以降、おかしな回復力と怪力に悩まされる新は、仕事をやめて実家に帰ることに。ある日、祖母の七回忌が行われ、新は美形すぎる関西弁の僧侶・相澤紅鷹に出会う。彼はなぜか子狐を連れており、その子狐は突然変身して…子どもの姿に!?「やっぱり自分、こいつが視えとるな?」紅鷹に半ば拉致され、新が連れてこられたのは―片田舎にある『彩柏寺』。ここは妖怪の子どもたちを「神使」に育てるための寺で新の力の理由を探る代わりに手伝えと言うが…!?
著者等紹介
時田とおる[トキタトオル]
第10回角川ビーンズ小説大賞奨励賞受賞。『俺の悪魔は色々たりない!』(角川ビーンズ文庫)にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あずとも
5
前向きに元気になれる話。そして何より子供達が可愛すぎる。2020/10/17
ぷに丸
3
事故をきっかけに不思議な体質となってしまった保育士、新が再就職したところのかわいらしいあやかしたちに心癒されました。寺の住職でもあり、あやかしたちの面倒もよく見る紅鷹の鷹揚さに和まされ、次々とふりかかる新の悩みの種に共にハラハラする物語でした。続編もあるならばぜひ読んでみたいと思います。2021/02/07
はじめ
1
あやかし&子供&美形住職と、たまに見る設定ではあるけど、面白かった。特に主人公が元々保育士で、できればその仕事を続けたかった、っていう設定なのが良い。子供相手の話はよくあるけど、主人公が割と熱意ある感じなのは珍しい。なので、できれば続きがほしかったけど、またないの…!?どど先生がどんな答えに至るのかも知りたかったよ!最後、子どもたちに向けた言葉が全部自分に帰ってくる展開もよかったのに。2025/11/15
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