出版社内容情報
乙女ゲームの世界に転生した主人公のシリルは、執事として、主の悪役令嬢・ソフィアを破滅の運命から救うため、完璧な淑女へと育て上げた。学園の派閥争いを解決し一躍有名となった2人は、教師であり王族の執事でもあるトリスタンから、生徒会に加入するよう依頼を受ける。
しかし、生徒会長のフォルは2人の生徒会への参加を望んでいないようで――? フォルの出した難題を見事解決し、彼女と分かり合った2人は生徒会へと加入し、間近に迫った学園祭への生徒会の出し物として、演劇の準備をすることに。
ソフィアの役は悪役令嬢!? そして、舞台のタイトルは、原作ゲームと全く同じ「光と闇のエスプレッシーヴォ」。
自分と同じ転生者が学園にいることに気付いたシリルは、その正体と真意を探るため、行動を起こす。その最中、フォルを待つ避けられぬ運命が明かされていく――。
それがお嬢様の願いなら、どんな運命だろうと打ち砕く――万能執事の悪役令嬢救済ストーリー第2弾!
内容説明
生徒会に加入した悪役令嬢・ソフィアとその執事・シリルは、生徒会長のフォルと文化祭で演劇をすることに。その題目は、この世界の基になった乙女ゲームと同じ!?自分以外の転生者の存在に気付いたシリルがその目的を探る中、フォルを待つ避けられぬ運命が明かされていく―。親友と文化祭を成功させたいと願うソフィアに、万能執事が応える!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
25
王弟の娘が不治の病に犯されており。そんな彼女の思い出のために主人公達は彼女が生徒会長となっている生徒会に入る。そこにゲームの主人公と攻略対象の第二王子まで入ってしまう。そんなメンバーで学園祭で演劇をする事となる。シナリオが乙女ゲーの展開にそっくな展開であり。チラつく転生者の影。シナリオを書いたのは生徒会長の女教師だと云う。その教師が転生者だと警戒していた主人公だったが、生徒会長の周辺にはそんな影は無かった。それに一層警戒する主人公だったが、生徒会長が持病で倒れてしまい演劇が出来なくなってしまう。代役には、2024/04/13
すがはら
11
1巻読んでから大分間があったので恐る恐る読み始めました。悪役令嬢令嬢からも正ヒロインからも好意を向けられていることを自覚して修羅場発生に怯えながらも表面上は完璧な執事の顔を保つシリル君。君が12歳ってことが信じられません。お嬢様もシリルに劣らず策士に育ってくれて、将来が楽しみです。2022/08/02
TAMA
8
ネットで一回読んでたのでざっと。目の前に並べられた美味しそうな毒入りお菓子(ハーレムともいうが)をいかにかわすかって言う戦いが続く。美人お嬢、かわいいヒロイン、素直でおバカなな王子、おやー王弟の娘さんまで。好感度と執着と情勢と。フィクサーは(闇の、真の、ラスボスのってっていっぱいいそうだけれど)誰だ?戦いは続くんだね2021/03/04
菊地
4
ガチギレお嬢様がとても良かったですね。2020/10/07
SMさん
3
12歳の修羅場が楽しすぎて、そしてお嬢様に対しての危ない発言にキュンキュンしたりなどしてすぐに読み終えてしまいました! 本当に素敵!2024/05/28
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- 和書
- 女子アナ失格