出版社内容情報
西から迫る、暗黒の霧。
魔王に造られしその『闇』にのまれた者は誰も還らず、人々は「輪廻の運命」を持つひとりの勇者と妖精に世界の命運を託した。
闇に侵された半獣人の少女、亡国の姫、奇妙な傭兵、異世界の旅人――
輪廻の中で幾多の出会いと別れを繰り返し、やがて勇者は世界の真実に辿り着く。
これは終わりなき戦いに挑む勇者と仲間たちの、次元を超えた絆の冒険譚!
内容説明
西から迫る暗闇の霧。魔王に造られしその闇にのまれた者は誰も還らず、人々は「輪廻の運命」を持つひとりの勇者と妖精に世界の命運を託した。闇に侵された半獣人の少女、亡国の姫、異世界の旅人―輪廻の中で出会いと別れを繰り返し、やがて勇者は世界の真実に辿り着く。これは終わりなき戦いに挑む勇者と仲間たちの、次元を超えた絆の冒険譚!
著者等紹介
紅仗直[クジョウナオ]
シナリオライター。大学在学中よりテレビ業界の脚本家として従事し、その後、ゲーム業界へと活動の拠点を移す。現在はゲームシナリオの執筆や監修などを担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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shikada
10
学生時代に数百時間遊んだゲームのノベライズ。原作を生かしたストーリーと,シリーズ前作の小ネタ(翻訳指輪とか)をちょいちょいはさんでくれるのが嬉しい。こういう小説を読むと原作をまたプレイしたくなる。2019/10/13
冬峰
2
原作ファンです。やっと読めた。あの世界観がこんな感じになるとは。流行りの転生とは違う、本来的な意味での転生といえるかな。自分がプレイしたときはほぽ仲間いなかったから、こうやって仲間との旅が読めるのは嬉しかった。主人公の荒廃っぷりもなんだかんだ原作感ある。あと戦闘の描写が良かった。単調になりかねないところが、すぱっと切れ味よく書かれていたというか。剣の戦いだけに(うるさい)。2019/11/03