- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 富士見ファンタジア文庫
内容説明
「テアくん、責任、取ってくれる?」怪我を負ってしまったテアは、長年想いを寄せていた元教官ミヤと同棲生活中!ミヤの使用人として身の回りの世話をするものの、養ってこようとする彼女に迫られドキドキの連続!?そんな二人での同棲生活の最中、ミヤのお姉さん・サラーシャが突如到来し、ミヤの自宅に居候することに!?「ねえテアくん、ミヤじゃなくて、私じゃダメかな?」テアに色香をかけてくるサラーシャはお嫁さんに立候補!焦ったミヤはテアを独占するため膝枕や添い寝を要求し、二人の関係はもっと過激に!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nishiyan
9
元教官ミヤと同棲生活を過ごすテアの元にミヤの姉であるサラーシャが突如、居候することになる本巻。テアとはちょっとした因縁のあるサラーシャのテアへの猛アピールにヤキモチを妬くミヤの姿がなかなか面白い。今回は姉妹の張り合いがコミカルであり、酒乱になると本音をもらすミヤの愛らしさが全面に出ていてよかったかな。テアの抱える問題と悪魔信奉者の件も一定の進展があり、物語も新たな局面に向かいそうですね。しかし新たなヒロイン登場でミヤの苦悩は深まりそうですが、相思相愛の二人ならきっと乗り切れるはず。次巻が楽しみです。2019/09/21
真白優樹
8
テアとミヤの同棲生活が過激さを増す中、ミヤの姉であるサラーシャが突然居候にやってくる今巻。―――歪なれど確固、その絆の剣で敵を討て。 悪魔やその信奉者との戦いが新たな段階へ進み激しさを増す中、突如として姉妹のテア争奪戦が繰り広げられる今巻。テアを巡ってぶつかり合い、ヤキモチを焼いてもっと大胆に。そんな余裕をなくしたミヤの暴走に苦笑と共にもっとやれという想いが芽生えるかもしれぬ巻であり、更に面白さ高まる巻である。舞台各所の歯車が更に回転を速め舞台が進む中、次なる敵とは。 次巻も早く読みたいものである。2019/09/23
佐治駿河
4
今回はヒロイン(ミヤ)の姉のサラさんの担当巻ですね。序盤はお邪魔虫的なお姉さんでしたが、後半ではしっかりと妹のミヤの事を心配しているいい姉でしたね。1巻に登場した二人のサブヒロインは少々出番が少なめでしたね。まあ、ヒロイン(ミヤ)とのイチャラブシーンが読めれば十分満足ですが、それにしても前巻に比べイチャイチャ甘々成分がかなり増したな。今後もこの雰囲気のままを期待して続巻を読みたいと思います。2024/02/22
一輪
4
普通に面白かった ヒロインであるミヤのお姉さんサラが登場この方もまた厄介な御方だね それでも妹を大切に思う気持ちが良く分かり、温かく応援する姿が好印象 サラには他人に知られるわけにはいかない秘密があり、ただの姉ではない特徴も備えている それでいてミヤとのデートシーンもあり、ミヤの存在感が薄れることもないのが良かった 特に終盤には敵側にも動きがあり、敵側の要員や主人公テアの力について更に気になる展開になった2020/05/05
イズ
4
前巻よりもハーレム要素が強くなり、イチャイチャ8:戦闘2 くらいの塩梅で展開された今巻。ヒロインの姉が登場し、うまく二人の関係を進展させるために掻き回してくれましたね。本当に進展しているのかは謎ですが笑。今後はもう少し二人の関係が進んでいくとダレずに読めそうな気がしますね。2019/10/25