出版社内容情報
『力』を覚醒させ巨人スヴャトゴールから魔導都市を守ったロージャ。功労が認められた彼は、第五等に昇級し、シエスもまた魔導学校に合格。ようやくふたりに束の間の平穏が訪れる。しかしそんな矢先『力』に興味を示す聖教会からロージャは召喚されてしまう。聖都に赴いた彼を待っていたのは、己の信仰に揺らぐ聖女ルシャとの再会だった――。
内容説明
“力”を覚醒させ巨人スヴャトゴールから魔導都市を守ったロージャ。功労が認められた彼は、第五等に昇級し、シエスもまた魔導学校に合格。ようやくふたりに束の間の平穏が訪れる。しかしそんな矢先“力”に興味を示す聖教会からロージャは召喚されてしまう。聖都に赴いた彼を待っていたのは、己の信仰に揺らぐ聖女ルシャとの再会だった―。
著者等紹介
マルチューン[マルチューン]
ロシア在住の社会人。静岡生まれ、神奈川育ちの日本人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nat
17
物語が少しずつ進んできたが、またまだ謎が多い世界だ。ロージャが成長しつつあるが、ユーリは姿を現さず、気になる。メロウムが不気味な存在で、今後も深く関わってきそう。最後の閑話の意味が難しく、この世界の全貌が更にわからなくなった。益々今後の展開が楽しみ。2019/08/31
くま吉
4
★★★★☆ 主人公はフラレたあとに身につけた力で、絶望を乗り越えていく。 誰もが起こりうる些細でいて深刻な物語。 物語に過去の思い出を探してしまう。 思い出がいいものか悪いものか、それを決めるのは生き様だ。 この物語の思い出は素晴らしいものだ。それは主人公が前を向いているから。2019/08/07
vivace
2
セールで期待せずに購入した1巻を読了後に即購入。 地に足の着いたファンタジーという印象はそのまま、世界のスケールが一気に広がった感の2巻。 政治宗教や身分絡みの理不尽な展開は好きではないのですが一気に読みました。作品を通じて著者に対する信頼が生じること、ありますよね。価値観や感性の要所で自分と重なる部分を感じられるというか。 個人的過ぎて理解して貰えるか微妙ですが、例えば湊かなえが合わず宮部みゆきが合う人、東野圭吾に感心するけど感動するのは伊坂幸太郎って人にオススメしたいです。2020/01/03
KUU
1
ハーレム化に一歩前進。 もう遅い2024/07/26
yuhta
0
【完結?】2022年刊行後続巻ないので打ち切りエンドっぽい。元恋人ユーリも何やら抱えているようだし裏で暗躍している存在も出てきてるしでここから面白くなりそうなだけに残念。2024/08/07