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出版社内容情報
永遠野誓のイチャラブ授業を描く短編集!永遠野誓に憧れて作家を目指す涼花の後輩・寧々さんへ、ラノベの書き方を教えることになった俺たち。悩んだ末に涼花が主張した指導方法は――後輩の目の前でイチャイチャする、ラブコメシチュの体験講座!?
恵比須 清司[エビス セイジ]
著・文・その他
ぎん太郎[ギンタロウ]
イラスト
内容説明
「こ、このイチャイチャ体験が、永遠野誓流の取材です!」永遠野誓に憧れる涼花の後輩・万里小路寧々さんにラノベを教えることになった俺たち。でも俺と涼花が伝えられることなんて―「これがナデナデ。これが恋人繋ぎ。え?『ぽっきーげーむ』ってなんですか、お兄ちゃん?」ラブコメ指導しかないよな、わかってたよ!しかも舞&Wピース先生のラッキースケベ論に水無月さんの妹講座、神坂姉妹のアキバ体験ツアーと中学生には刺激強すぎな授業まで始まり、さらに「寧々さんがお兄ちゃんに告白を!?なら私にできるのは…!」涼花の取材も過激さMAXに!これ参考にされちゃうのか…?
著者等紹介
恵比須清司[エビスセイジ]
第26回ファンタジア大賞で金賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むっきゅー
20
正統派ヒロイン・万里小路寧々ちゃん登場。時系列的には、涼花がまだ白桜女学院の三年生の頃のエピソードで、寧々ちゃんはラノベ作家を目指す後輩。本作では珍しく、お兄ちゃんに対して明確な恋愛感情があるヒロインであり、入賞してプロになったらお兄ちゃんに告白することを涼花に明言しているライバルキャラでもあります。今巻では、寧々ちゃんへのラノベの指導という形で、舞たちを交えたラッキースケベが発生するいつもの話です。ただ、外伝だけ終わるのは勿体無いほどのまともなヒロインですので、是非本編での登場を期待してます。2018/11/05
彼方
9
時間が進学前に戻って短編集。講演会の影響で永遠野誓にハマった涼花の後輩・万里小路寧々さんにラノベとはを教えるお話。相変わらずハチャメチャな展開、一番弟子を自称する秋乃との絡みや寧々の人生を変える大きな成長など爽やかな読後感で良かった…ものの、今回涼花が寧々のアプローチを妨害しないと…!のワンパターンすぎて少し疲れたかな…。祐もやっぱり鈍感で、4巻の桜の告白もですけど他ヒロインも良い子なので肝心な所を妹推しではぐらかすんじゃなく、しっかり向き合わせてほしい気持ち。最終巻は大団円のようですし大丈夫だろうか…。2020/04/30
真白優樹
9
作家を目指す、涼花の後輩の寧々に書き方を指導する事になり涼花がラブコメの体験を提案する短編集。―――欲しい物語、それはただ一つだけ。 いつもの面々も交えつつのにぎやかな日常、その中に作家の卵が孵化し、自分だけの物語を見出すまでの鮮やかさを添え、いつもと味を変えた今巻。 思わぬ恋敵出現の予感に怯える涼花が、祐とのいちゃつきを見せつける中、結果的にそれが恋敵を育てる事になってしまう、どこか爽やかで甘酸っぱく、口当たりの違う味が楽しめる巻である。さて、育成の後の二人の関係の行方とは。 次巻も勿論楽しみである。2018/10/21
リク@ぼっち党員
6
ドラマガ収録の短編集。とは言っても繋がりがあるので普通に一つの長編として読めた。今回は涼花の後輩の良家のお嬢様ということで、自称○○ばかりなこの作品にしては珍しく常識人なヒロイン。永遠野誓に憧れた少女にラノベ執筆の手解きをすることに。古き良きハーレムラノベというらしさも残しつつ、少女の成長を追いかけることで普段より爽やかな展開になっていた。というか涼花的にも祐的にも一番のライバルになるんじゃね?短編だけの出番ではもったいないくらいのポテンシャルなので、本編でも登場してほしい。2018/10/21
加賀ますず
5
妹の箱入り後輩、襲来!!永遠野誓の大ファンでラノベ作家志望の万里小路さんに、ひょんなことからラノベの指南をすることに。しかしそのことに納得いかない涼花がいて…というあらすじ。本編には出てこないキャラが登場してしっかり完結する劇場版スタイル。箱入り娘で、作品が好きすぎるあまりキャラのとる行動を自身で再現してしまうというぶっとび個性が光りまくる万里小路さんがぐうかわ。そんな彼女に鼻の下を伸ばすお兄ちゃんにヤキモキする涼花も不動の可愛さ。よき番外編でした。2019/10/22