富士見ファンタジア文庫 俺の青春を生け贄に、彼女の前髪をオープン〈３〉

凪木 エコ【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2017/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 278p／高さ 15cm
• 商品コード 9784040724577
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

セカンド幼馴染みデレる！　対するファーストは――帰国宣言!？近づく文化祭。サリュのコミュ難改善のビッグチャンス！　と思ったら……幼馴染みの桜からの突然の告白で俺のキャパは限界寸前。さらに、サリュの帰国までのタイムリミットが迫っていることを知ってしまい――。

凪木　エコ［ナギキ　エコ］
著・文・その他

すし*［スシ］
イラスト

内容説明

「私が太郎と付き合える可能性もあるんだよね」２ｎｄ幼馴染み・桜の告白。夏祭りを境に俺たちの関係性は変化―「サ、サリュのタロ様ですよう！ベタベタしすぎですよう！」―せずに、１ｓｔ幼馴染み・サリュの猛烈アピールとの板挟みで俺はキャパオーバー。え？ヘ、ヘタレじゃねーし！！そんな状況で、サリュのコミュ難改善のビッグチャンス・文化祭が近づく。幼馴染み二人への返答、サリュのプロデュース…高校生活で一番の大勝負だ、ウジウジしてらんねぇ！！と気合いを入れ直してたら、サリュが帰国宣言するってどういうこと！？見せびらかし系青春ラブコメ、約束を果たすのは今！

著者等紹介

凪木エコ［ナギキエコ］
第２９回ファンタジア大賞にて金賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[BUNBUN]

3作目。今回もそれぞれのキャラクターが安定の可愛さでよかったです。順調にサリュが成長できてハッピーエンドでよかったです。予想どうりの展開でしたが楽しめました。 個人的には桜が最高に可愛かったです。次の作品では、是非ツンデレに幸せを。

2017/11/21

[真白優樹]

文化祭が近づく中、桜から告白されサリュの帰国騒ぎが巻き起こる最終巻。―――さぁ、その想いを言葉にして。文化祭という最高の舞台、そして帰国騒ぎの中で実感する自分の想い。これぞ青春、これぞ王道。文字通りの最高の青春である。最後まで青春、いつまでも青春。様々な道を進んできて太郎とサリュの関係が結ばれる今巻は、青春の甘酸っぱさと煌めきが詰め込まれており、まるで宝石のような飴の詰まった宝箱が如く甘さと爽やかさの面白さに満ちているのである。どうか末永くお幸せに。 後味も爽やかな青春の物語、心から満喫させて頂きました。

2017/10/22

[KUWAGATA]

完結。可愛い可愛いサリュとの、ふんわりふわふわなラブコメは、取り立てるほどの内容とは言えませんでしたが、なんといってもヒロインであるサリュが素晴らしく可愛かった、それに尽きますかね。次作が正念場となるでしょうが、伸びしろの感じられる作者ですので、今後に期待したいですね。安直な異世界チートものなんて書かれたらがっかりだけど笑　どうでもいいけどそのオチはあまりに予想がつきすぎましたｗ

2017/10/23

[加賀ますず]

サリュ可愛いよサリュ。ニコ生配信者系青春ラブコメ完結巻。全編通してサリュが可愛いのは文句無しに最高。ただタイトルとは違い、サリュの性格に振り回されつつも結果として主人公の青春が生け贄にされている状態はほとんどなく、むしろ太郎の青春がサリュによって彩られていた印象は拭えない。単純なラブコメとしてはそれでもいいのだが、タイトルとの齟齬、作品のコンセプトの把握が作者の中でイマイチ確立されていない感があったように思う。それでもヒロインのキャラクタは唯一無二の愛くるしさを持てていたので、完結の祝福と次回作に期待。

2017/10/23

[中性色]

日付登録用。感想は後日

2025/03/31