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出版社内容情報
『シューヤ・マリオネット』第一クールのターニングポイント。魔物が占拠する南方ヒュージャックを足掛かりに戦争をしかけてくる悪魔・ルーニーを討伐するため、スロウはオークに変身! ヒュージャックへ侵入する!
内容説明
龍殺しの恩賞のため、王城へと迎えられたスロウは、ドストル帝国の軍人・ルーニーがヒュージャックに出現したと聞いて驚愕する。―『シューヤ・マリオネット』第一クールの始まり。魔物が占拠する南方を足掛かりに戦争をしかけるルーニーを討伐するため、スロウは早速オークに変身!ヒュージャックへと潜入するのだが…「なんで、私こんな格好なんですか!」ピクシーに変身したシャーロットとは大喧嘩!!そして―「お礼に、この村に銅像を立てるブヒい!」訪れたオークの村では、すっかりスロウが英雄と崇められるようになり!?果たして、豚公爵は最悪のアニメ展開を阻止できるのか!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
35
龍殺しとなったスロウに知らされる帝国軍人ルーニーのヒュージャック出現。アニメ展開のキーマン出現にスロウがシャーロットとヒュージャックに潜入する第四弾。スロウがオーク、シャーロットはピクシーに変身し魔物が占拠するヒュージャックに潜入するも、正体を知っていることを明かしてからどこかぎこちない二人。前回から引き続きメインヒロイン・シャーロット回で、新ヒロイン・ピクシーのエリスも存在感ありましたね(あれ?)でもこれがいろんな意味で転機になったのも確かで、アニメ展開からいろいろ変わってきてどうなるのか続巻に期待。 2017/12/20
θ(シータ)
27
「前から思ってたけど、お前って王族の癖にお金の価値観に関しては意外と庶民派だよな」ついに始まってしまったアニメストーリー。最悪な展開を防ぐために豚公爵はシャーロットと共に亡国:ヒュージャックへの潜入を決意する『シューヤ・マリオネット』ターニング・ポイント第4弾。ノーフェイスやセピス、そしてルーニー・ブロウ。この作品の悪役達って悪は悪なんだけど何だかんだいい人達が多い気がする。それに加えてアニメ版主人公は…ここまで来ると自分勝手すぎて流石に、ね。ハレンチな服を着る金髪の妖精は最高です!星3つ【⭐️⭐️⭐️】2019/06/24
まるぼろ
24
さて今巻はシャーロットの故郷だったヒュージャックが舞台のお話。ヒュージャックに戻りたいと言うシャーロットを前に無理だと思うスロウだったが、そこで起こる重要な「アニメ展開」を思い出し…というお話です。今巻はスロウとシャーロットは元よりシューヤの動向にも意識が持っていかれたなと思いながら読んでいました…が、スロウからしてみれば今回の事は万事解決と言った感じなのでしょうが、あの結末をシューヤの側から見たらどう思うのか、と。そんなこんなで王都へ戻ろうとした矢先に知らされた迷宮都市の異変は…次巻も楽しみです。2020/06/05
かんけー
23
今回は、本来の目的?でもあるシャーロットとの行動回(^.^)スロウは前巻でシャーロットの秘密を打ち明け、チョッとギクシャクしてて?スロウに対して少しご立腹の彼女がカワイイ♪自身の身の上が亡国のプリンセスと知っても奢る事なくスロウを受け入れる許容さが堪らない♪ヒュージャックにモンスターに化けて?潜入するスロウとシャーロット。アニメ展開熟知のスロウでも、筋書きの変更に舌を巻く展開!オークの村のキャラ達が憎めなく♪良い感じで♪今回のもう一人のヒロイン、エアリス。スロウ達を理解する包容力にGJ! シューヤの→2017/12/23
まりも
23
シャーロットと共に魔物の蔓延る地に潜入するシリーズ第四弾。オークがいっぱい登場するからいつもより多めにブヒブヒしております。ブヒブヒが多いとどんな場面でもなんとなくコミカルに映るから不思議やね。さて、シャーロット回となる今回でしたが、彼女との二人旅に加えてアニメ版の敵も登場+アニメ主人公組も動き始めたりと色々見所の多い内容になっていました。ただ全体的に言える事なんですが、場面転換が急なせいで分かりにくい所が多々あったのは残念なところ。物語的にエンジンもかかったんだし、次巻はそこを改善してもらいたい。2017/12/21