富士見ファンタジア文庫<br> 空戦魔導士候補生の教官〈14〉

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富士見ファンタジア文庫
空戦魔導士候補生の教官〈14〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 292p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784040723815
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

風邪を引き超絶頭脳派なミソラ。売れっ子作家になったユーリ。ペットコンテストに挑むレクティなどE601小隊の送る破天荒な日常! そして、カナタと、記憶を失ったミソラたちとの再会を描くアフターストーリー!

内容説明

「なんだね、キミたち?そんなにわたしをじろじろ見て?」風邪で倒れてしまったミソラが超絶天才に!?―『桁外れのニューパーソナリティー』。「じつはピヨちゃんは算数ができるんです!」小隊の予算増額のために、レクティがペットコンテストに出場!?―『仲良し揃いのペットコンテスト』。「わたしの作品(妄想)と同じ展開になるなんて…っ!?」妄想を書き殴ったユーリの小説家デビュー!―『赤裸々なアノニマスライター』。そして―カナタと、記憶を失ったミソラたちとの再会を描く本編のアフターストーリーを収録。これは、E601小隊の成長と活躍を綴った活動記録―。

著者等紹介

諸星悠[モロボシユウ]
第24回後期ファンタジア大賞、金賞受賞『空戦魔導士候補生の教官』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

19
仲間たちの絆を深めた初期メンバー三人による寮の合宿、ユリーが書いて大流行した小説とサイン会を巡る騒動、レクティによるペットコンテスト参加、微熱により別人のように頭脳明晰となってしまったミソラ、リコの恐ろしい母親来襲、書き下ろしの本編アフターが描かれた連作短編集の最終巻。サイン会騒動での意外な行動や、みんなに惜しまれたミソラの別人ぶり、猫被りしたリコの代わりに次々と犠牲になってゆく小隊の面々などなかなか面白かったです。著者さんは彼女エンドで考えてたようで個人的にはちょっと意外でした。次回作も期待しています。2017/07/21

真白優樹

8
ミソラが真逆な方向に突き進んだりレクティがコンテストに出たりする小隊の日常と、再会のその後を描く短編集。―――貴方がいたあの日々、それを越えて始める新たな日々。出会って幾年、こんな所まで来たのか。これでお別れという寂しさが募る中で目撃するかつてあった賑やかな日々、そして新たに始める新たな日々。文字通りの卒業、同じ位置から始める為の別れと挨拶の戦い。そして告白。最後にカナタが掴んだものに心揺さぶられ、胸に去来するのは寂寥と祝福の思い。走り抜けてきたカナタのこれからを待つのは、何よりも眩しい輝きなんだろう。2017/07/23

ツバサ

8
シリーズ最終巻は短編集。こんな日常があったんだなーっていうのと、本編のアフターストーリーがあって、これで本当に終わりなんだなと思わされました。次回作楽しみにしてます。2017/07/21

ジャックン

7
短編集+後日談。面白かった! 壮大な話も良いけど、ミストガンでの日常や鍛錬の日々の方が読んでて楽しいなと再認識した。第一章はまだ三人の頃だったからとても懐かしい気分になった。第二章は皆が皆同じようなこと言ってて面白かったし、ロイドいい仕事してて笑いながら読んでた。この作品で笑えたのはずいぶん久しぶりな気がしてちょっと感慨深くなったり。第三章ではピヨちゃん再登場。レクティの可愛さにまた触れられてよかった。ピヨちゃんに癒される。第四章はまさかのミソラの天才化。堕とされる様子が滑稽だったねw 第五章では→2017/09/17

HANA

6
短編集。やっぱりこのシリーズは短編のノリの方が個人的には面白い。前巻の続きの話もあって結構満足。シリーズ通して面白かった。次回作も楽しみ。2017/08/14

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