富士見Ｌ文庫 被害者探偵―その美貌、僕の推理に役立ててみないか？

愁堂 れな【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2016/08発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 256p／高さ 15cm
• 商品コード 9784040720449
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

被害者となり犯人を追い詰める！？「すべての魂は『カタチ』に宿るんだよ」超美形ゆえトラブル巻き込まれ型の三ノ宮美人。ある日営業先で出会った探偵・影山に事件現場へ連行されてしまう。「イケメン名探偵」に仕立て上げられ呆然とする美人の前に現れたのは、死んだはずの被害者で――！？

愁堂　れな［シュウドウ　レナ］
2002年デビュー。多くの人気シリーズを持ち、著作は200冊以上におよぶ。

菅野　文［カンノ　アヤ］

内容説明

生まれもった美貌をまったく活かせていない残念イケメンの三ノ宮美人。いまもブラック企業でノルマ未達成による６０万円の支払いという危機にあった。ダメ元で飛び込んだ営業先で影の薄い探偵・影山と強面刑事の日高と出逢い、日高が社長に直訴してくれたことで奇跡的にブラック企業から足を洗えたのだが…次の就職先として「影山探偵事務所」を勧められ？しかも「君には『影山探偵』になってもらう」って！？それって詐欺じゃないの！？僕が探偵なら、本当の探偵・影山の役割って―？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[佐島楓]

残念イケメンの探偵代行、特殊メイクを特技にもつ坊ちゃん探偵、いかつい刑事というユニークな登場人物のキャラが立っていて、さらっと楽しく読めた。

2016/09/14

[アン]

愁堂さんの非ＢＬ作品。名は体を表す、まさにその通りの美形な美人（よしと）。美形なのにちょっと残念な彼はその美貌故にトラブルに巻き込まれ、やっと就職した会社はブラック。営業に訪れた先の探偵社で、美貌を買われてスカウト。最初の１話目は美人と同様に状況が全く理解できずに、事件を追う感じでした。２話目からようやく被害者探偵に慣れ面白くなってきた。２時間サスペンスドラマを見てるようなお話でサクッと読めました。

2017/02/23

[ダージリン]

読むと、副題を含めてタイトルがいかにぴったりか、わかります（笑）。キャラクターも面白いので、続編希望～！

2016/08/21

[めりた＠かりた]

やぁ、なんだかんだでこれも一気読みしちゃいました。がっつり探偵ものとしては読んでなかったけど、美人くんのお仕事小説って感じかな。しかし両親も名は体を表すと美人なんて名前をつけたのなら、もうちょっと強気になれるように育ててあげて欲しかったよね。

2016/08/21

[まふぃん]

気楽に読めるミステリー。

2017/01/17