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内容説明
「オーダー!」信じない。死んでなどいない。まだ取り戻せるはずだ。枯渇しかけた力をひたすらに治癒符に込め、春虎は呪を注ぎ続ける。主を―大切な幼なじみを呼び戻すために。遂に夜光としての力を覚醒させた春虎。だがその代償は大きく、暴走する『鴉羽』から春虎を庇った夏目はその命を落とす。「泰山府君祭だ。泰山府君祭なら夏目を生き返らせられる…!」一方、千年にわたりこの国を統べてきた陰陽術、その真なる復権を掲げる双角会が姿を露わにしたことで、大友や木暮ら『十二神将』たちもまた、それぞれの信念のもと呪術界を巻き込んだ戦いへと身を投じていく―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
6
1番美味しい役は天馬だったな。「怪我人ゼロ 。損害額ゼロ 。消費呪力ゼロ 。所要時間わずか四十五秒 。唯一痛んだのは天馬の良心のみ」最高に笑った。2019/02/06
sion
3
ターニングポイント。夏目の復活と決断の巻でした。今の春虎は夜光と混じった感じなのかな。2014/03/09
t_hirosaki(t_hirosaki)
1
「それはきっと、世界で一番素敵な呪術。」「魂を絡め取る呪術だ。」ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛2025/03/09
ほにょこ
1
★★★ 長くて緊迫した状況が続くので疲れました。 これで第一部完と言われても何がどうなったのかよく分からないのですが・・・ ここで読むのをやめるわけにはいきませんね。 2016/03/17
凌
0
第一部完。今までの話は全て伏線だったのかと。春虎と夏目だけでなく冬児も鈴鹿も京子も天馬も大友先生も道満も多軌子も、皆が入り交じって考えてそれぞれの選択をして。まだ謎は多いし泰純と春虎の両親は行方不明のままだし、天海局長の今後も、勿論、倉橋長官の今後の動向次第でまた何か明かされるだろうけど。飛車丸と角行鬼を従えて鴉羽も戻ってきた春虎の人格はどうなったんだろう。早乙女凉も肝心なとこは明かしてくれないし。夏目が生き返って嬉しいけどまたあの6人には戻れないのかな。2016/06/26