出版社内容情報
伝説の皇后の語られなかった過去が、いま紐解かれる――関小玉。希代の天才と呼ばれた軍人であり、後に神格化された皇后である。しかし、後宮に入る以前の彼女の記録は少ない。どのように生きて軍人となり、皇帝と出逢ったのか。彼女の伝説のはじまりを語るとしよう――
雪村花菜[ユキムラカナ]
2014年、『生生流転』で瑞々しい人物描写と緻密かつ魅力的な世界設定が評価され、第2回ラノベ文芸賞金賞を受賞。改題及び改稿を加えた本作でデビューとなる。
桐矢 隆[キリヤ タカシ]
内容説明
関小玉―彼女は希代の天才と呼ばれた軍人でありながら、三十代にして突如皇后となった。綺羅星のような活躍で一国を照らし、後に神格化され、千年先まで名を残すことになった女性である。しかし、永く語り継がれ武芸と子どもの守護神として愛されながらも、後宮に入る以前の彼女の記録は少ない。どのような家庭に生まれ、何故女性でありながら軍人の道を選んだのか。かつての部下である皇帝とはどのように出逢ったのか。それでは、彼女の伝説のはじまりを語るとしよう―。
著者等紹介
雪村花菜[ユキムラカナ]
2014年、第二回富士見ラノベ文芸大賞にて、応募作『生生流転』が金賞受賞。改題及び改稿した『紅霞後宮物語』で作家デビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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