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出版社内容情報
最後の適合者――神殺しの神、降臨!!神冥裁判による影響で、神話代理戦争は三日間の休戦状態に入る。雷火は、友であるレオン、そして敵であるはずのスサノオと心を通わせつつあった。しかし、過去から蘇る哀しみの連鎖が、破滅への嵐を巻き起こす!!
なめこ印[ナメコジルシ]
主な著作に「俺と彼女が下僕で奴隷で主従契約」「俺がヒロインを助けすぎて世界がリトル黙示録!?(HJ文庫)」がある。
よう太[ヨウタ]
内容説明
七つの神話の力を手にした生徒たちによる神話代理戦争―放課後、孤島の学園で、異端の少年は神々への復讐を誓う―。オシリスを無力化させた最後の適合者―『神殺しの神』の登場で、ついに全ての駒が揃った。神冥裁判の影響による、休戦状態の間、平穏な時を過ごしていた雷火たち。しかし、解き明かされるレオンの記憶は、肉親を奪った敵の正体をあぶり出し、櫛鉈姉妹の間に生まれた愛情が、悲劇の災厄を引き寄せてしまう―。神は人を思い、また人は神を救えるのか。過去から蘇る復讐の連鎖が、破滅への嵐を呼び起こす!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナカショー
22
中々シリアスな展開になってきたなという印象。まさかメインキャラで死人が出るとは思わなかったので、突然の退場に驚きが隠せませんでした。ブリュンヒルデのバトミントンのシーンはほっこりまどろめて良かったです。次巻も楽しみです。2016/11/23
真白優樹
16
休戦状態の中で束の間の日常を過ごす中、過去の悲しみが望まぬ戦いを巻き起こす今巻。―――盤上に上がる最悪な神。そして望まぬ戦いが悲しき別離を巻き起こす。神に巻き込まれし者達の運命は悲しきまでにすれ違い、友と友は己の譲れぬものの為にぶつかり合う。比類なき正義の神、そして同族殺しの悪の神。神達に巻き込まれ子供達はぶつかり合い、戦いの中で人も神も、幾多の命が戦場に散る。揺れ動き、迷ってそれでも進む雷火。彼は復讐の刃を降し、最後に遺った少女を抱えてその先へ進む。仲間達の仇を討つ事は果たして出来るのだろうか。2016/08/20
ツバサ
15
中々面白いけど、あと2.3巻ぐらいで終わりそうだな。雷火が色々なキャラに惑わされてて自分を見失うのはあんま好きじゃない。1巻の頃のようにどしっと座っていてほしいって個人的に思う。2016/08/21
しぇん
13
前半は小休止の日常展開でしたが後半は怒涛の勢いで物語が進む展開に。退場者が増えてくると寂しくなってしまいますね。後、前巻の被害者数が想像より多かったので、改めて人間と神の価値観の違い等がでていたなと。2016/10/02
リク@ぼっち党員
10
容赦ねえな…。神を前にすれば人間のちっぽけな力ではいいように翻弄される運命なのか。 オシリスの『レガリア』の影響で崩壊した島に訪れる一時の平和、そして新たな危機。間に幸せな時間を挟んでるせいで、この落差は地獄だな…。まさかこんな展開になってしまうとは思わなかった。 神への思いの在り方に揺れる雷火が神にどう立ち向かっていくのか。特にアレの扱い。とりあえずアレはどうにかしないと不味いよな…。2016/08/26
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