出版社内容情報
夏休み前日。駄菓子屋凸凹堂で手に入れたドロップには不思議な力が宿っていた。それから町は騒動続き。さらに凸凹堂の主も姿を消して――? これもドロップのせいなの? ドロップと私の秘密を巡る、ひと夏の冒険。
内容説明
夏休み前日。町の駄菓子屋凸凹堂で、存在すら怪しまれていたアタリくじを引きました。景品は、なんのへんてつもないドロップです。でも、一粒なめると不思議な力が身について…。それからおかしなことばかり起こります。生き物と会話ができたり、ヘンテコな夏風邪がはやったり。凸凹堂の店主・銀紙ばあも姿を消してしまいました。もしかして、これもドロップのせい?ドロップと銀紙ばあ、銀紙ばあとお父さん、お父さんと凸凹堂。今まで気づかなかったわたしのヒミツをめぐる、ひと夏の冒険です。
著者等紹介
道具小路[ドウグコウジ]
1988年生、宮崎県出身。2013年、「やたらウロウロめったらドキドキ」で第四回京都アニメーション大賞小説部門奨励賞を受賞。同年、「石蕗春菊ひとめぐり」で第一回ラノベ文芸賞大賞を受賞し、改題した「サンタクロースのお師匠さま」(富士見L文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たるき( ´ ▽ ` )ノ
41
児童文学のジャンルになるのかな?不思議なドロップのおかげで、かけがえのない夏休みを体験したおちゃめちゃん。セミの叫びがとってもユニーク!Gの会話も笑ったな〜。さくっと読める1冊。2020/02/22
佐島楓
37
楽しい! 楽しいです。なめると不思議な力をもらえるドロップの秘密と、ちいさな恋のものがたり。ライトノベルというより、児童文学に近いと思います。終わりに書いてあるように、続編が出ると嬉しいです。2015/04/05
ううち
17
不思議なドロップを手に入れてから始まる、小学5年生の視点で書かれた夏休みのお話。難しい漢字がなく、友達とのやりとりも児童書っぽい感じですが、おちゃめちゃんがとても可愛らしくって楽しかったです。夏にピッタリでした。2015/08/01
かんけー
14
ほしくずのドロップス、良いですね~(^^)自分も欲しくなっちゃいました(笑)おちゃめ(!)を中心に七味、蜂蜜、ジュゲム、そぞろ、の仲良しグループの5年の夏休みの出来事を描いている。何時も思うのだがL文庫って良いですね~読後感が。銀紙ばあのいる駄菓子屋凸凹堂(^o^)スゴク懐かしい心境に。キャラも皆な個性的で己の役割分担も(笑)しっかりこなしてる。そこかしこで笑えるギャグの応酬にはお腹が痛くなるほどニヤニヤ笑いをしていた(爆笑でない所がまたいい!)おばあ(笑)が実は魔女でおちゃめのお父さんを好きだった事とか2015/04/14
ぺろりん
11
《自分》 とってもおもしろかったです♪ 不思議なドロップと銀紙ばあに出会ってみたい♪と、思いました!!2015/03/12
-
- 和書
- 宇宙商人 ハヤカワ文庫