内容説明
鷺井丸太は高校を辞めた。理由は、面倒だったから。そんな彼が1枚のカードを手に入れたところから物語は始まった。―『名探偵』。強制的に事件を終結させる力を持つそのカードが原因で、鷺井は霧の街オスタスへと迷い込む。生きていくため、マルタ・サギーと名乗り、オスタスで名探偵稼業を始めた彼の最初の事件の顛末を、ここに記す…。「僕に推理は必要ない。金の粉が現れ消えたら、すでに事件は解決している」傑作異郷探偵活劇、著者による全面改稿と再編集を経て、復刊!
著者等紹介
野梨原花南[ノリハラカナン]
「救世主によろしく」(白泉社)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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