MF文庫
赤いヤッケの男 - 山の霊異記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 299p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784040683973
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

48
読友さんご紹介。山登りにまつわる怪談集。自ら山登りをする著者の実体験や、仲間から聞いた話など。いやぁー怖い。逃げ場がないから尚更怖い。「急行アルプス」の大学生Mくんや、「追悼山行」のリーダーの話は、怖いというよりはせつなかった。2017/05/05

ちくわ

13
山の怪談26話、実話かどうかは不明ですが、どの内容も語り口調が異なるので、登山者の体験談を集めた感じです。想像のつく登山ルートや山小屋もあり、北アルプスに登るハイカーには生々しい…( ´д` ; 僕は霊感ありませんが、独りの避難小屋泊では、深夜に不思議な体験をした事がありますよおおぉ…( ´д` ; 疲れて寝るので幻覚かもしれませんが… … …。2018/08/22

マリリン

13
短編26作品の中で印象に残ったのは「赤いヤッケの男」「銀のライター」「美巻温泉」等、山には霊界との境界線があるのだろうか。2017/03/23

しまみみ

10
山では気象状況が急変し、あたりの景色が一変してしまうことがよくある。嵐や大雪。そして陽が落ちると墨を流したような暗闇。うすぼんやりと影を落とす月夜。とにかく舞台はいくらでもあるのだ。やっとたどり着いた山小屋の暗い廊下の奥や、吹雪の先の雪渓にも恐怖は用意されている。普通の小話程度の長さの短篇怪談はたくさんあるけれど、こういう山に特化した恐怖は、とくに闇が濃いな。 2016/08/26

ののじ

3
山は異界と言うが、下界とは違う怖さがあって面白かった。「赤いヤッケの男」「ザクロ」「霧の梯子」が怖っ。「待ってぇぇぇぇ」と言われても待てないわい! 「追悼山行」は先輩に無事とお礼を伝えられてホロリ嬉しかった2017/09/19

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