出版社内容情報
「ふるさと納税」でまちが甦った!
2007年から始まったふるさと納税制度。2011年の東日本大震災から急激に寄附額が増え、現在は多くの市町村が、地域の産物を寄附の返礼品にして、全国からの寄附を集めている。
2014年度は、平戸市がふるさと納税の寄付額で日本一になった。過疎の町になぜ、14億円もの寄附が集まったのかを、「10の逆転の発想」として紹介。平戸市では、農・漁業が活性化し、市民の意識も高まり、よい循環が生まれ、若者もUターンしてきている。その舞台裏を丁寧に解説。
地方創生の一歩を踏み出した平戸モデルは、過疎の町の救世主になれるのか?
第1章 はじめに~平戸市の地勢と歴史
長崎県の北西部に位置し、九州本土と離島を含む
周囲を海に囲まれ、外国との交易の玄関口として栄える
現代にまで伝えられるキリシタン文化
戦後の発展と緩やかな人口減少
平戸大橋と生月大橋の開通という「黒船」
2005年、1市2町1村による市町村合併
人口減少が止まらない
小規模で零細、少ない耕地面積と高齢化の農業
岐路に立つ基幹産業の農林水産業と観光業
第2章
内容説明
ふるさと納税の寄附額で日本一になった平戸市の市長が、過疎の町になぜ、14億円もの寄附が集まったのかを、「10の逆転の発想」として紹介。地方創生の一歩を踏み出した平戸モデルは、過疎の町の救世主になれるのか?
目次
第1章 はじめに―平戸市の地勢と歴史
第2章 ふるさと納税で活路を見出せるのか
第3章 逆転の発想「10の戦略」
第4章 生産サイクルが回るようになった
第5章 宣伝とメディア対策
第6章 地方創生に向けたふるさと納税の活用
第7章 おわりに―「日本一」になって平戸市はどう変わったか
著者等紹介
黒田成彦[クロダナルヒコ]
1960年8月、平戸市生月町に生まれる。私立青雲高校(長崎県時津町)、私立麗澤大学(千葉県柏市)英文科卒業。1983年、参議院議員・下条進一郎氏(元厚生大臣、故人)の秘書勤務後、1985年、衆議院議員・金子原二郎氏(前長崎県知事、現参議院議員)の秘書。2002年2月、長崎県議会議員補欠選挙にて初当選、翌年4月、同県議会議員選挙で再選。2007年4月、合併後の平戸市選挙区から3期目の県議に当選。2009年10月、平戸市長選挙に立候補し当選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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