感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
藤月はな（灯れ松明の火）
72
実話である『ペーター・キュルテンの記録』。労働組合の会員として社会へ訴える一方で放火、死姦、殺人などの悪虐を「社会への復讐」と評して犯していた彼が妻への愛に対しては「同情ではなく、本当に愛しているから結婚したんだ」と叫んだ場面で彼の妻への愛情深さが伺えるのが逆に遣り切れなかったです。そして殺人鬼である夫を悪虐の生から救うために死刑を求めた妻の気持ちも考えると辛いです。「開幕：アラバスタ―」は差別や偏見、思い入れのなさによって普通の人間が絶望による復讐のために半透明人間として悪へと変わる様も息苦しいです。2015/09/29
go
1
料理する女、面白いっすねー。手塚治虫の幅広さ、ストーリーテラーぶりは本当にすごい2015/08/15
guzzler
0
屍姦、人種差別、カニバリズムといったネタを当時は少年誌に掲載してたのか…。2016/06/07
