ＭＦ文庫Ｊ チートな僕のアホの娘育成論

小山 タケル【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2015/04発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 293p／高さ 15cm
• 商品コード 9784040674834
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

桜川晴斗、高校一年生。彼の人生はイージーモードを体現したかのようなものだった。魔法学のエリートコースを歩み、《万物を統べし精霊王》なんて二つ名まで付けられた。“何もかもを手に入れた”　はずだった。

内容説明

桜川晴斗、高校一年生。通称“万物を統べし精霊王”。魔力の存在が見つかりそれを使いこなすのが当たり前になった世界で、卓越した魔力コントロール能力を持っていた彼は誰にも邪魔されることなく魔法学のエリートコースを歩んでいた。だが、ある日、天然アホの娘の同級生、神崎音葉と出会い彼の人生は一変する。「ばかな！？この俺が女子に軽くスルーされただと！？」その日から、彼の華麗なる日々が音を立てて崩れ始めて―。『天才だけど豆腐メンタル』な主人公と『アホの娘だけど時に天災！？』なヒロインの二人が繰り広げる、魔術系ドタバタスラップスティック、ここに開幕！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[晦夢]

天才的な才能を持つ主人公が、特殊な力を持ち主人公の天敵となりうるが魔法を全然使えない少女の恋を成就させるため奮闘するドタバタコメディ。色んな要素の詰まった作品。ヒロインの恋の手伝いをするラブコメ的要素もあれば、主人公最強の教官モノ要素もある。そして根底はドタバタコメディである。それなりにそれぞれの要素の調和が取れてて面白かった。なにより女の子たちが可愛い。良が素晴らしい。苛めたくな（ry 守ってあげたくなるキャラ。バトルも割と好きだったけど、最後はギャグらしく。音葉の恋の行方も気になり、次巻も楽しみ。

2015/04/26

[Hail2U]

微妙かな。ジャンルはチートな教官モノ。チート能力の理由付けはちゃんとしているので主人公がチートなのは問題ないけど、やっぱこうなるよな……。チートだから苦労しないで無双というのはアマチュア的かつなろう的な考え方で、ご都合主義の権化のようなもの。だからどこかで苦労させてキャラの魅力を作りたかった……のはわかるんだけど、豆腐メンタルとチートは相性悪いね。色々と面倒くさい。それに加えてチートらしく周りのキャラも固めちゃったせいで全く物語に魅力が……4/10点　別方向のキャラ付けを行えば成功したかもしれない。

2015/06/19

[ツバサ]

バトルより、ドタバタする日常の方が好きだなぁ。各キャラが個性が有って良かったと思ったけど主人公の打たれ弱さは情けないよ。 まぁまぁ面白くてスラスラ読めたから満足だった。

2015/04/29

[ギンレイ]

【俺の思い通りには】 カオスな異能ラブコメ。 けっこう面白かった！ チートについては変化球で、何でも思い通りだったのが壁にぶち当たり打ちひしがれます。 チートの解釈も運命操作の魔法を無意識に使っていたからというのがなかなか面白かったです。 中盤辺りでそこら辺の設定がガッチリ噛み合ってからはかなり楽しめました 　　 評価は ★★★★★★★★☆☆ ８個星です！！

2015/07/09

[HANA]

魔法が使える世界でチートな主人公とあること以外全くできないヒロインの話で、ある理由でヒロインの告白を上手くいかせるために主人公ががんばる内容。主人公が俺様キャラで周りは敬遠しているという構図かと思いきやなんだかそうでもなさそうであまり掴めきれず、全体的にキャラクターがあまり好きになれなかった。こういう系は苦手かもしれない。

2015/06/24