死を生きる―訪問診療医がみた709人の生老病死

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死を生きる―訪問診療医がみた709人の生老病死

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784022519795
  • NDC分類 498.04
  • Cコード C0036

出版社内容情報

外科医から70歳近くで訪問診療医となった著者が見てきた、700人超の生老病死。自分が死ぬということを認識しないまま亡くなる患者がいかに多いか。一方で、自らの人生に深く根差した死を実現する人もいる。多死社会のなかで、いかに自分の老いと死にきちんと向き合っていくか、豊富な実例をもとに考察する。

内容説明

在宅死と病院死、命を終えるための医療、医療と介護の分断…。私たちは、死についてあまりに無知である。普通の人びとの死が、死と向き合う勇気を与えてくれる。

目次

第1章 在宅死をめぐる希望と現実(訪問診療医前史;「老い」は克服すべきものか;新型コロナウイルス蔓延下の在宅医療;在宅死のアポリア)
第2章 命を終えるための医療―人それぞれのカルミネーションを求めて(Culmination(カルミネーション)―最期の望み
「生への医療」から「死への医療」へのターニングポイント
アドバンス・ケア・プランニング(人生会議)は社会に浸透するか
海の見える家―ある夫婦の物語)
第3章 医療と介護(医療と介護の境界;介護難民と死の差別化;異業種の介護業界参入;営利追求と良質で適切な医療の提供)
“対談”在宅医療のパイオニア・黒岩卓夫氏との対話

著者等紹介

小堀〓一郎[コボリオウイチロウ]
1938年東京生まれ。東京大学医学部医学科卒業。医学博士。東京大学医学部附属病院第一外科、国立国際医療センター(現・国立国際医療研究センター)に外科医として勤務。定年退職後、埼玉県新座市の堀ノ内病院に赴任。訪問診療医として七〇〇人以上の看取りに関わる。母は小堀杏奴、祖父は森〓外(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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りんご

40
地方の中小病院で働いているので「死ぬ場所をどこにするのか」という観点で患者が転院、退院していくのを目にする。死ぬ事を各自ほんのり考えてるとは思うが、やっぱ身内とは喋っておかないといかんな。その日は突然来たりするから。昔から思ってるのだが、医療行為ってコスト意識をあんまし患者に持たせないよね。「この検査したらいくらかかるけどする?」とか。お買い物だったら価格と質と欲求を天秤にかけて比較するはずなのにね。3割負担だし高額医療は控除があるからかなあ。2025/01/08

チェアー

7
「死に行く患者への想像力」がキーワードだ。 私たちは死に正当な居場所を与えていない。本来なら座るべきところに座らせず、不当な扱いをしてなき者としている。最後には必ず自らのもとにやってくるのに。その時にあわてふたまいても、死は去らない。 介護と医療の違い、共通点についても考えておきたい。2024/06/27

Ryoichi Ito

5
「死を生きた人びと 訪問診療医と355人の患者」(2018年)の続篇。私と同年の筆者が現在もなお訪問診療医として活動されていることに敬意を表する。本書では小堀氏が如何にして医師になったかが詳しく書かれていて非常に興味深かった。小堀氏は外科医をつとめていた国立病院を定年で辞め民間病院に移って訪問診療を始め,病気ではなく患者自身と向き合うようになった,と率直に述べている。それまでは人間を見ていなかった。訪問診療医となり初めて本物の医師となったのではないか。このような医師が少しでも増えることを祈るだけだ。 2025/03/25

ますずし

4
「死を生きたひとびと」の続編となる本作、死をどう迎えるか、というかどう迎えさせてもらえるのか。自宅で死を迎えたいとは思うがそうはいかない現実がある。医師は生かせようとする。いろいろと考えさせてくれますよ。お勧めです。2024/07/23

ゆまたろ

3
いろいろと深く考えさせられる一冊。死なない人は100%いないのに、死に対して恐れすぎているのかも…普段はいろいろ考えていても、いざ、となると少しでも長く生きてほしいと思う。難しいね。2024/10/04

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