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出版社内容情報
『もしも自分が超能力を使えたら、なんて、一度くらい思った事ありますよね?』あー、そっか。これを読んでいるということはアナタも惹かれてしまったのですね。はじめまして、この世界の記録者です。ようこそ、雨宿り街へ。どんな不思議な物語がお望みですか? 他人に乗り移る「心臓コネクト」ですか? もう一人の自分が手
に入る「イグジスタンス」? それとも社会の滅亡前夜を覗ける「世界寿命と最後の一日」? もしかして嫌と言う程モテモテになれる「過食性:アイドル症候群」ですか? ほら、ここにはどんなお話でもありますよ。……おっと、アナタは今、口呼吸をしていませんか? あー、やっぱり、もうすでに――
内容説明
『終焉ノ栞』スズムが贈る、雨が止まない街の不思議な短編集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
友和
15
ネットでウワサの都市伝説である如月駅をテーマにしたストーリー。怖くて悲しい連作で、夢と現実がわからない展開でよかったです。2015/05/20
白雨
6
SNSを意識したような変わった文章構成と不思議な世界観が印象的な作品でした。自分の願い事、願望がある日突然叶う。最初は嬉しいものですが、必ずしもその幸福が続くとは限らないのですよね。何もしないで叶った夢は案外簡単に壊れてしまうものです。ありがちな話ではありますが、小説としてはあまり見たことのない描き方だったので、その点は面白いなと感じました。2015/05/12
シュナ
6
終焉ノ栞の作者が書いた不思議な短編集。『もう一人の自分がいれば』『あの人になれれば』『みんなにみて欲しい』『未来を知りたい』『この国で一番偉い人に』『思い出がを忘れたい』いろんな思いが現実となった時、そこにくるのは幸せ?☆☆☆☆なんやかんや生きてて思う事は、自分は一人で良いし、未来も知らなくていいって事かな(笑)2015/04/20
ひのえ
6
つまらないというか酷いというか。「イタイ子の書いた詩」的なナニカを読んだ気分。薄っぺらい内容が、改行の多用でさらにペラッペラに。塵紙かな?2015/04/14
たぐ
5
全体的に文が短いので、あまり本を読まない人でも1時間くらいあればすぐ読めてしまうと思います。嫌いではないですが、ストーリーが浅い(?)かなと思いました。2015/04/19
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