内容説明
氷の橋を渡った先に、何が待つのか―?大地震によって破壊された最果ての地をあとにしたファオランたち一行は、“果てなき青み”と呼ばれる地をめざす。ところが、邪悪なはぐれ者たちを率いるヒープがひそかにあとを追ってきていた―!シリーズ完結!!
著者等紹介
ラスキー,キャスリン[ラスキー,キャスリン] [Lasky,Kathryn]
アメリカ北東部、インディアナ州インディアナポリス郊外の大草原の大邸宅で生まれ育つ。自然や歴史を題材にした児童・ヤングアダルト向けフィクション、ノンフィクションを中心に多数の作品がある。写真家でドキュメンタリー映画作家でもある夫クリス・ナイトとの共作「Sugaring Time」で、すぐれた児童・ヤングアダルト向け作品に与えられるニューベリー賞を受賞するなど、受賞作品も多い
中村佐千江[ナカムラサチエ]
1969年石川県金沢市に生まれる。京都大学教育学部卒業。実用書、ノンフィクションから児童書まで、幅広いジャンルの訳書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サラサラココ
5
小2、とうとう最終巻。ガフールと同じくらい面白かったとのこと。2020/08/04
サラサラココ
4
小2再読。再読でも味わい深い、ファオランの冒険。最終巻。2021/03/09
しゅー
3
とうとう最終巻に。面白かった。 ファオランとエドメ昔からずっと繋がっていた。前足のちぎりでぐっと込み上げてきた。最後は余韻の残る着地点。物語の終わりではなく永久に続く新たな物語の始まり
ronny
1
冒険と言うよりも、永い悠久の時をかけて紡いだ旅の物語が、今ここに終わる・・・みたいな感じで、余韻の残る終わり方でした。遠い昔からの絆で結ばれていたファオランとエドメの「前足のちぎり」の場面に、胸が熱くなりました。ファオランたちがたどり着いた先で、いつかまた新たな物語が始まることを期待したいです。2015/03/16