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内容説明
今や世界が注目する日本のポップ音楽の宝。そのエヴァーグリーンな魅力の真髄がここに。原型が2002年に出たシティ・ポップ・ガイドの元祖にして決定版が、48ページと大幅ヴォリューム・アップの増補改訂版で満を持して復活!代表的な15アーティストをフィーチャーした上で、年代を区切って作品を紹介するわかりやすい構成で、ビギナーからマニアまで必携の一冊。
目次
1 フィーチャリング・アーティスツ
Special Feature シティ・ポップ・シングル・コレクション
2 1970‐1976
3 1977‐1979
4 1980‐1982
5 1983‐1985
6 1986‐1989
7 1990‐2019
Special Feature シティ・ポップ名曲100選
著者等紹介
木村ユタカ[キムラユタカ]
1965年、東京・世田谷生まれ。大学卒業後、大手レコード店のバイヤー、マネージャー、マーチャンダイザー等を経て、2000年にフリーの音楽ライターに。1960年代のアメリカン・ポップスを軸として、ロック、ソウル、日本のポップスまでを得意ジャンルに、これまで数々の音楽専門誌やCDのライナーなどに原稿を寄せてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
更紗蝦
30
カタログ感覚で手に取った人には、著者の“自分語り“の部分に少々ひっかかるものがあるかもしれませんが、過去の音楽シーンを振り返りたい人には概ね満足できる内容だと思います。…が、高野寛氏の『Hullo Hulloa』の解説文の【その後「虹の都へ」のヒットにより女性ファンがたくさん付いたことで誤解されることも多いが、その高い音楽性はもっと評価されるべき。】という文には、「女はまともに音楽を評価できない」という著者の女性蔑視が剥き出しになっていて、「は!?女の身で高野ファンで悪ぅございましたね!!」と思いました。2022/02/04
阿部義彦
16
シンコーミュージック刊。数多あるシティポップの案内書としては、今のところこれにとどめを刺すと言うくらいに丁寧で凝った作りです。同年代の私でもこんなのがあったのか?と驚くくらい、掘ってます。冒頭の主だった15組のアーティストが、この本への入口を分かりやすく示していますね。そして、年代ごとに主要作品を分かりやすく、増補版として、2019までの括りで並べています。大瀧詠一、山下達郎、大貫妙子、あたりの影響は甚大なものがあると再認識。アレンジャー、松任谷正隆、坂本龍一も大きい。楽しみが増えました。2020/02/16
F4ふぁんとむ
4
大瀧詠一も須藤薫も松原みきも、もういない。嗚呼。合掌。2020/07/27
crow
3
★★★★ 図書館本2021/05/20
Kasu
0
図書館本。 先程の東欧グルーヴと一緒に借りましたが、やはりこの手の本は買って自分の手元に置いて好きな時に眺めるものだと再認識致しました。 持っているとレコード、CD買うのが楽しみな私の指針となるし、見てるだけでも楽しいものです。2023/11/22