内容説明
犬と暮らす喜びは、日常の小さな瞬間にあふれてる。ゴンの旅立ちと寄り添うテツ。
目次
毎日がのほほん、少しわくわく
ゴンとテツのシニア道とは
笑顔がいっぱい
ゴンが病気になっちゃった
ゴンありがとう。さようなら
描きおろし編 ゴンとテツの歩みを振り返って
著者等紹介
影山直美[カゲヤマナオミ]
イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あん
73
ほんわかしたイラストとほのぼのとした文章ですが、年老いたゴンが闘病の末衰弱していくのを見るのは、とても辛かったと思います。「日本犬のオス同士は、若い方が落ち着いてくれば、きっと寄り添うようになり、素晴らしいものを見せてくれる。」というドックカウンセラーのお言葉通り、テツのゴンへの気遣いの仕草に涙しっぱなしで、犬と猫を1匹ずつ看取ったことを思い出しました。影山さんのエッセイに惹きつけられてしまったので、少しずつ読んでいきたいと思います。2015/08/30
書の旅人
7
柴犬の血が混ざった“ケン🐶”は、16年生きてくれました。結婚して家を出ることになりましたが、まだ力の加減が分からない娘に対して何をされても怒らず、行けば必ず「おお…、来たか」と言う様に、真っ先に出迎えてくれました。殆ど寝たきりになっても、用を足す時は自ら表に行き、その姿は痛々しいほどでした。日に日に呼吸が荒くなり、相談した結果、医師に頼んで眠らせてもらうこととなり、私も娘を連れて行くことに。当日、居間で横たわるケンに声をかけると、私を見つめ、一声鳴いた後…、逝ってしまいました。愛車ロッキーの助手席が、2022/05/05
まつじん
6
柴犬飼いたくなるねぇ~2016/06/18
さくちゃん
6
涙なしでは読めませんでした。でもこんなに愛があふれている家族と一緒に過ごせて著者もゴンもとても幸せだな~と思うとあたたかい気持ちにもなります。テツの気遣いにもジンときました。2015/02/01
ぱちょ
5
明るい文章だけどどんどん変化していくゴンちゃんを見てるのは大変だったろうなと思いました。うちの子が最後の時、ちゃんと見てあげようと改めて決意です。うちの子はひとりっこだからテっちゃんみたいな繋がりはないから。2014/11/15