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出版社内容情報
『断罪を止めたくば、代償を、犠牲を、生贄を。我々は結晶化した【狂王】とその花嫁。及び、【拷問姫】エリザベート・レ・ファニュの身柄をお前達の命の代わりに求めよう』各地での殺戮を煽動するアリスとルイスの要求に対し、三種族は救世の英雄を生贄とする決断を下す。「……貴様ら夫婦を相手取る羽目になろうとはな。流石に予想せぬわ」再び世界の敵となったエリザベートの前にはジャンヌとイザベラが立ちはだかり、「さぁ――父性愛の勝負といこうじゃないか!」愛娘の道を切り開くためヴラドはルイスを迎え撃つ。綾里けいし×鵜飼沙樹で贈る至高のダークファンタジー第八弾。彼らは戦う。各々の何かを守り抜くために。
内容説明
『断罪を止めたくば、代償を、犠牲を、生贄を。我々は結晶化した“狂王”とその花嫁。及び、“拷問姫”エリザベート・レ・ファニュの身柄をお前達の命の代わりに求めよう』各地での殺戮を煽動するアリスとルイスの要求に対し、三種族は救世の英雄を生贄とする決断を下す。「…貴様ら夫婦を相手取る羽目になろうとはな。流石に予想せぬわ」再び世界の敵となったエリザベートの前にはジャンヌとイザベラが立ちはだかり、「さぁ―父性愛の勝負といこうじゃないか!」愛娘の道を切り開くためヴラドはルイスを迎え撃つ。綾里けいし×鵜飼沙樹で贈る至高のダークファンタジー第八弾。彼らは戦う。各々の何かを守り抜くために。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
坂城 弥生
37
次巻でアリスの暴走がどう影響するのか…怖い。2022/08/10
まっさん
27
★★★☆ 遂に始まる混血種達の世界への反逆。断罪を止めたくば結晶化した狂王とその花嫁、そして拷問姫の身柄を要求するルイスの求めに応じることを決める人族、それを拒む獣人族。様々な種族が各々の思惑を振りかざし、世界が崩壊へと進んでいく様は最早絶望の一言でし言い表すことの出来ない状況に。多くの者がその命を呆気なく散らし、次々と盤上から退場していく。双方に痛みを出しながらも迎えた最終局面。狂った父親の最期の願いを聞き入れた無垢なる少女が選んだ結末はどうなるのか。次巻で完結するので、彼ら彼女らの行く末を最後まで→2020/06/30
のれん
14
真実の告白は何でも無い所でぽこりと零す。と考えるとエリザベートは本当に純真なんだなぁと。最後まで舞台と見せ場を考えてるあの親父とは大違いだ(笑) 敵や味方といい、「赤い部屋」の彼といい、幕間が今まで以上に詩的で印象深い巻だった。 ところで表紙のジャンヌ&イザベラのイチャラブはどうしたんだと思ってたら……そういやまだ夫婦じゃなかったですもんね。作品間違えてるレベルでの幸せっぷり、感無量です。2019/10/05
真白優樹
14
アリスとルイスがエリザベートと櫂人、ヒナの身柄を要求する中、世界の敵となったエリザベートにジャンヌとイザベラが襲い掛かる今巻。―――壊れ滅びゆく世界の中、確かにそこにある愛を。 始まったものはいつか必ず終わるもの。壊れだす世界と共に誰もが壊れだし狂気と復讐の怨嗟の輪廻は止まらぬ中、ようやく愛に気づく。血と臓物が舞い踊り幾多の命散る中、壊れた少女の狂気の愛は止まらぬ中、彼は確かに目を覚ます。彼等との別れはもうすぐそこ。果たして世界が終わる時、私達はどんな顔で彼等を見送るのだろうか。 次巻も楽しみである。2019/09/27
ごぅ。
13
最悪の結末と各々の愛。決して譲れないその本質の鬩ぎ合い。ヴラドとルイス。ジャンヌとイザベラにエリザベート。アリスとカイト。エリザベートとカイト。決着の度、新たな展開を迎える物語は次で最後。毎回耽美な世界観が好きです。表紙とジャンヌとイザベラのオチの落差とアリスの背景などの残酷さ。それぞれの望むべく未来の結末がとてもたのしみ。。。2020/03/31
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