戦前期女子高等教育の量的拡大過程―政府・生徒・学校のダイナミクス

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  • サイズ A5判/ページ数 262p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130562041
  • NDC分類 377.21
  • Cコード C3037

出版社内容情報

日本の近代化過程におけるわが国の女子高等教育の量的拡大期,具体的には第一次世界大戦期から昭和初期に焦点をあて,その拡大のメカニズムを明らかにする.戦前期の女子高等教育が,この時期に,なぜどのような過程を経て急激に拡大し始めたのかを,体系的,実証的な資料を駆使して分析したものである.東京大学出版会刊行助成図書

目次

序章 課題と方法(問題設定;関連領域における先行研究 ほか)
第1章 政府―女子高等教育政策(第1次世界大戦前後の高等教育政策;職業資格試験制度と専門学校 ほか)
第2章 生徒―進学の選択(進学の目的;新中間層の女子高等教育要求 ほか)
第3章 女子専門学校―組織の確立と拡大(女子専門学校の組織化;拡大の助走(1990‐19年) ほか)
終章 女子高等教育のレジティマシーの構造(「政府」「生徒」「教育機関」3つの主体;拡大のダイナミクス)

著者等紹介

佐々木啓子[ササキケイコ]
1954年富山県高岡市に生まれる。1977年津田塾大学英文科卒業。1999年東京大学大学院教育学研究科博士課程修了、博士(教育学)。現在、日本女子大学・群馬大学・日本大学非常勤講師
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