転生したからナポレオンを討ち倒したい―皇帝と英国紳士とフランス革命

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転生したからナポレオンを討ち倒したい―皇帝と英国紳士とフランス革命

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  • サイズ B6判/ページ数 340p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784040655161
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

 不治の病に侵された高橋黎一(たかはし・れいいち)は、人生の大半を病室で過ごした惨めな自分と、歴史に名を刻んだ偉人たちとを比べ、絶望しながら逝く。気がつくと彼は、十八世紀末、イギリス紳士の次男レイ・アルフォードに転生していた。
 時代はヨーロッパ全土が混迷を極める、フランス革命前夜。そして、来たるべきナポレオン戦争。レイは今度こそ生きた証を残すため、イギリスで軍人として成り上がり、ナポレオンを討ち倒すことを誓う。
 一方ナポレオンはフランス軍人として働く傍ら、故郷・コルシカ島のために活動し、しかし思い通りにならない故郷に苦悩していた。
 軍人として成り上がるレイと、故郷を想い苦しむナポレオン。二人の人生は絡み合い、そしてついにレイは、戦場でナポレオンと相まみえる。
 今度こそ、前世で叶わなかったすべてを手に入れよう。ナポレオン・ボナパルトのごとく全世界に轟く名声を――。ホレーショ・ネルソンのような不朽の勝利を――。アーサー・ウェルズリーのように約束された栄達を――。レイ・アルフォードの物語が始まる。

内容説明

不治の病に侵された高橋黎一(たかはし・れいいち)は、人生の大半を病室で過ごした惨めな自分と、歴史に名を刻んだ偉人たちとを比べ、絶望しながら逝く。気がつくと彼は、十八世紀末、イギリス紳士の次男レイ・アルフォードに転生していた。時代はヨーロッパ全土が混迷を極める、フランス革命前夜。そして、来たるべきナポレオン戦争。レイは今度こそ生きた証を残すため、イギリスで軍人として成り上がり、ナポレオンを討ち倒すことを誓う。一方ナポレオンはフランス軍人として働く傍ら、故郷・コルシカ島のために活動し、しかし思い通りにならない故郷に苦悩していた。軍人として成り上がるレイと、故郷を想い苦しむナポレオン。二人の人生は絡み合い、そしてついにレイは、戦場でナポレオンと相まみえる。今度こそ、前世で叶わなかったすべてを手に入れよう。ナポレオン・ボナパルトのごとく全世界に轟く名声を―。ホレーショ・ネルソンのような不朽の勝利を―。アーサー・ウェルズリーのように約束された栄達を―。レイ・アルフォードの物語が始まる。

著者等紹介

八咫ハルト[ヤタハルト]
『転生したからナポレオンを討ち倒したい―皇帝と英国紳士とフランス革命』がWeb上で話題になっていたところ、編集者の目に留まり書籍デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しまふくろう

13
帯の煽り文買い。幼女戦記のターニャに「ずるいぞ!」と言わせるのはズルい。こんなの買わざるを得ないじゃあないか。表紙と挿絵は渋格好良い系でいい雰囲気だった。 物語は十八世紀のイギリスに転生した主人公が歴史に爪痕を残す為に頑張る話。主人公とナポレオンの視点で交互に書かれるので、ナポレオンが乗り越える壁というよりライバルの様な感じ。目的に向かって理詰めで突き進む主人公のスタイルが好ましくて面白い。 主人公達が窮地のまま終わったので続きが待ち遠しい。2019/03/09

2
タイトルに惹かれて手に。 次々と箸を進ませるのに、胃に重くなく、それでいて最後になった瞬間の寂しさ。 おかわり(続刊)はないのだろうか……2019/03/17

菊地

1
主人公もナポレオンのダブル主人公っぽい書き方で、ふたりともそれなりの地位を得ていないからプロローグ感があった。2019/07/07

takave

1
現代から18世紀末のイギリス紳士の家に転生した少年がナポレオンを打倒して歴史に名を残すため軍人に。ナポレオン視点もあるダブル主人公。歴史にズレが出て二人が出会ったところでこの巻は終了。姉のイザベラとか妙に存在感あるので、話にどう関わっていくのか楽しみ。2019/03/10

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