出版社内容情報
どうして私たちは新海作品にこんなにも心を揺さぶられるのか。『新海誠展』にキュレーターとして参加した著者が、文学的視点から完全解説!新海監督語り下ろしインタビューも収録。
内容説明
新世代の映像文学。最初期自主制作作品から『天気の子』まで、新海誠の全作品を読み解く書き下ろし評論。本書のための新海誠ロングインタビュー収録。
目次
第1章 最初期作品群―映像作家・新海誠の誕生
第2章 『ほしのこえ』―「世界」から「セカイ」へ
第3章 『雲のむこう、約束の場所』―回顧される青春の記憶
第4章 『秒速5センチメートル』―「風景」と「内面」と「速度」をめぐる物語
第5章 『星を追う子ども』―始源的世界への遡行
第6章 『言の葉の庭』―文学するアニメーション
第7章 『君の名は。』―共苦する魂の物語
第8章 『天気の子』はいかに作られたか―新海誠ロングインタビュー
著者等紹介
榎本正樹[エノモトマサキ]
1962年、千葉県生まれ。文芸評論家。専修大学大学院文学研究科後期博士課程修了。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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