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出版社内容情報
林間学校での変態娘たちの怒濤の攻勢をどうにか防ぎ切った俺、桐生慧輝。いつになく真面目な面もちの彩乃に頼まれて生徒会長選を手伝うことに。対立候補の鬼塚恵が掲げる校内での『恋愛禁止』というトンデモな公約も手伝って、優勢に思われた彩乃陣営だったが、何者かにスキャンダルのデマを広められてしまう!? さらなる嫌がらせの予告までされて一転、窮地に追い込まれた俺たち。どうにか投票日までに一連の犯人を捕まえ、彩乃の支持率を回復させなければ! そうした日々を送っているうちに誰しもがそわそわする一大イベント、クリスマスが迫ってきていた――。新感覚変態湧いてくる系ラブコメ、大台突破の第10弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
13
彩乃と恵の生徒会選挙が終盤戦を迎えた先、それぞれの想いが巡るクリスマスが幕を開ける今巻。―――想い巡りて世界は変わる、そして想いは告げられる。 選挙後半、妨害を受けながらも頑張る彩乃、そして恵の内心が語られる。そして変態達の譲れぬ恋が巡る聖夜が始まる今巻。変態ではない私を唯花が見せつけ、慧輝へと想いを告げる、告白が確かに世界を変える、戻れぬ一歩を踏み出した音の聞こえる巻である。果たして、巡る想いの行方の先、慧輝が選ぶヒロインとは。もう戻れぬ、後は進むだけの道の先の結末とは。 次巻も須らく期待である。2020/04/30
鳳梨
11
読了。唯華ちゃん推しとして続きは読みます。2020/05/30
リク@ぼっち党員
11
記念すべき二桁巻。そして転機の一冊。前半は生徒会選挙の続き。彩乃さんvs.恵はゴタゴタはあったものの最後は青春らしく爽やかに。新生徒会も楽しくなりそうだ。後輩コンビが慧輝と恋仲には成りえない友達としていい距離感。後半は書道部の駆け引きと、表紙の通り唯花ちゃんとのクリスマスデート。恥じらう瑞葉の破壊力よ。唯花ちゃんは完全無欠の美少女だった。そしてラスト。この作品の本題についにたどり着いた。一巻の頃なら即答だろうが、ここまで積み重ねたものがあり、本性を見せた彼女たちの笑顔がある。慧輝の選択はどうなる? 期待。2020/04/25
crownhermit
7
唯花が猫を被ってるところが凄くかわいい。2022/07/26
ジャックン
7
生徒会選挙後半戦とクリスマス。大台に乗った今巻でついにあの娘が大きな一歩を踏み出して――。タイトル回収開始には少し驚いたが今巻も面白かった! 妨害工作が変態チックでこの作品らしくて吹き出しそうに。でも締め方は青春を感じられて素敵。そのまま彩乃さんルート突入ありだなと思ったけれど変態娘共が見過ごすわけでもなく、クリスマスに波乱の予兆が。あの娘の破壊力はなかなかのものだったね。果たして今後どうなるのだろう。また茶化されるのか本気で競う展開になるのか。次巻にも期待!2020/05/10
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