出版社内容情報
"最近、自分の足をじっくり見たことがありますか?
謎のボコボコができていたり
青い血管がウネウネしていたり
あなたの足、そんな症状になっていませんか?
もしかしたらそれ、下肢静脈瘤かもしれません。
足が重だるくて立っているのが辛い、
水を飲みすぎたわけじゃないのに、むくみがひどい、
寝て起きてもむくみがとれない、
それも、下肢静脈瘤が原因かもしれません。
実は下肢静脈瘤がある人って意外と多いんです。
女性は見た目も気になりますよね。
男性は「ただのむくみだ」とほうっておく人が多いから
重症化する場合もあるんです。
でも大丈夫!
軽症のうちは家でできる
セルフケアでなんとかなります。
そのために本書で紹介するのが、1分体操です。
下肢静脈瘤は、血管が血栓でふさがってしまう怖い病気だと
勘違いしている方が多くいらっしゃいます。
下肢静脈瘤は、命に関わることはありません。
ほとんどがセルフケアで回復する軽症です。
症状が進行し、中等症、重症となった場合も
きちんとした医療機関で診察を受け、
正しく治療をすれば、必ず治ります。
本書を読んで正しい知識を身につけ
下肢静脈瘤とサヨナラしましょう!"
内容説明
血管が浮き出る、足のコブ、むくむ、よくつる、足が重い・だるい―つらい症状をみるみる解消!自宅でできる「体操」「マッサージ」「弾性ストッキング」
目次
1 先生、下肢静脈瘤のこと教えてください(むくみやだるさ、見た目の悪さはどうして起こる?;血液が血管内にたまりボコボコとしたコブをつくる ほか)
2 自分で治す!下肢静脈瘤のセルフケア(軽症から中等症までならセルフケアで症状が改善する;体操は短時間でも毎日続けることを目指そう ほか)
3 下肢静脈瘤はなぜ起こる(血液が逆流して足にたまることで発症したり、悪化したりする;足の静脈には、中心部を通る深部静脈と、表面を通る表在静脈がある ほか)
4 下肢静脈瘤の最新治療(下肢静脈瘤の根本的な治療は大きく分けて3種類;血管内治療には、血管を「焼く」または「くっつける」治療法がある ほか)
著者等紹介
広川雅之[ヒロカワマサユキ]
1962年、神奈川県生まれ。お茶の水血管外科クリニック院長、東京医科歯科大学血管外科講師、医学博士、外科専門医、脈管専門医。高知医科大学卒業後、ジョーンズホプキンス大学医学部、東京医科歯科大学血管外科助手などを経て現職。東京医科歯科大学血管外科で静脈の病気を専門として診療を行い、内視鏡的筋膜下穿通枝切離術(99年)、日帰りストリッピング手術(2000年)、血管内レーザー治療(02年)など、下肢静脈瘤の新しい治療法の研究・開発を行っている。日本静脈学会理事、日本脈管学会評議員、日本血管外科学会評議員、関東甲信越Venous Forum会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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