出版社内容情報
生命に限りある青春を精いっぱいに生きる少年たちは,自暴自棄になりながらも,キャンプ生活を通し,明日への希望をも手にする。 中学生から
内容説明
ぼくは16歳の高校生。今、急いでしなくてはならないことが、ふたつある。書いている日誌を本にして出版することと、女の子と一夜をともにすることだ。なぜ急いでいるかというと、ぼくは脳腫瘍にかかっていて、あと半年もつかどうかの命だから。ぼくは、癌の子どもばかりが参加するサマーキャンプに来てみたけど、そこで出会った仲間にはおどろいた。みんな、明るくて、とっても人なつっこいんだ。医者になる夢をあきらめて落ちこんでいたぼくも、そんな仲間に囲まれて、だんだん変わっていく…。
著者等紹介
シュライバー,マーク[Schreiber,Mark]
1960年、合衆国オハイオ州に生まれる。15歳で高等学校を卒業し、同世代に語りかける小説の執筆に専念。『生命の炎は高く』は出版されるや7か国に翻訳紹介され、映画化・ビデオ化された
長友恵子[ナガトモケイコ]
北海道網走郡美幌町に生まれ神奈川県で育つ。ボストン大学大学院修了。現在、小中学生に英語を教える傍ら、英米児童文学の研究を続ける。訳書に『戦慄のカルト集団』(共訳、扶桑社)、絵本『おおきな、お・お・き・いテックス』(文化出版局)がある
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