内容説明
行方不明だといわれためんどり母さんのスペックルディは、農場からひっこして、ひとりで卵をあたためていました。ところが、きつねがかぎつけ、まちぶせをはじめます。灰色うさぎのグレイラビット、りすのスクィレル、大うさぎのヘア、はりねずみ親子たちは、フクロウ博士のちえをかり、めんどり母さんをたすける作戦をたてますが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
14
シリーズ7巻。再読。勝ち気で賢いメンドリのスペックルディの決断の早さと行動力といったら、胸がすくほど。小狡いキツネになんか負けやしない。このキツネを本物の物語の力で負かすのは、イソップのお話を読んであげたハリネズミのファジペッグ坊や。ファジペッグはあれ以来熱心に学校に通ったとみえる。してやられたキツネが悔しがるのも、イソップの二番煎じでおもしろい。2016/01/21
遠い日
7
「リトル・グレイラビット」シリーズ。メンドリのスペックルディの勇敢さと賢さが、周りの助けで引き立つ。イソップの“すっぱい葡萄”の話をうまくお話の中に取り込んで、メンドリとヒヨコたちを狙うキツネをまんまと、ひっかける。その緊張感と、まぬけなキツネの対比がおもしろい。2014/05/02
亮さん
4
妊娠してるめんどりの母さん、いいえ見つけた。そこに住んだ。そこで卵産んだ。ヒナが帰った。でも狐に見つかってしまう。狐は家の前で食べようと待ち構える。そこでみんなが知恵を出し合って気をひく作戦。きつねとぶどうの話を狐に聞かせている間に鶏母さんと雛の親子は移動。見事逃げることに成功する。まぁそこそこ面白い。デジャブ感。前読んだかな。2016/07/18
ヴェルナーの日記
1
リトル・グレイラビットシーリーズの7作目にあたります。いつもグレイラビとたちに卵を分けてくれるめんどり母さんこと、スペックルディの子育て物語。 森の木の澱で卵から孵った雛鳥たちを牧場に連れて行こうとしますが、キツネに狙われて思うように帰れません。 そこでグレイラビットたちがフクロウ博士の知恵を借りて、めんどり母さんたちを助け出しにいくのです。果たして上手くいくでしょうか?2013/01/11
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