内容説明
ウクライナとベラルーシの一部を占領した2030年代のロシア。引退して別邸で暮らす元大統領ウラジーミルPは認知症を患い、夜な夜なチェチェン人に襲われる夢を見る。その介護人シェレメーチェフは誠実に元大統領に尽くすが、反政府活動によって逮捕された甥を獄中から救い出すために多額の賄賂が必要となる。金策に行き詰まった彼は、ついに元大統領の私物に手を出して、物語は急展開を見せるが…。現代ロシアの暗部を巧みに諷刺するカオスな「滅茶フィクション」。
著者等紹介
ホーニグ,マイケル[ホーニグ,マイケル] [Honig,Michael]
ロンドン在住。元医師。本書が作家としての第二作目にあたり、初の邦訳作品となる
梅村博昭[ウメムラヒロアキ]
1961年、北海道に生まれる。北海道大学大学院文学研究科博士後期課程中途退学。専攻は、ミハイル・ブルガーコフ研究を中心とするロシア文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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