出版社内容情報
次郎は朝倉先生ひきいる白鳥会に入会した。 「誠」とはなにか。次郎の心は，祖母や父・学校から，社会へ人間へと，ひろがっていく。 中学生から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
pote
3
人間は弱い・・・もともと強い人間なんて、この世には一人もいないのではないか…と次郎はふと考えます。自身の弱さを知り、尊敬すべき人に心からへりくだる、そんな心の持ちようを、ふと感じる事が、少年から青年へと成長してゆく次郎の心情を的確に捉えていると感じました。心の内が変化しやすい多感な時期の表現が実に繊細！（前にも書いたかもですが）一緒に成長している錯覚に捉われます。2020/06/16
冀望
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恩師のやりとりに、本当に人間の真実があるような気がする 2011/10/12
