出版社内容情報
内紛の絶えない地域で民主主義を成立させる国がある、その名はソマリランド。国際社会で国として認められていない“そこ"に潜む謎を探るべく現地へ! 講談社ノンフィクション賞受賞作。(解説/野村進)
内容説明
“崩壊国家ソマリア”の中で奇跡的に平和を達成しているという謎の独立国ソマリランド。そこは“北斗の拳”か“ONE PIECE”か。それとも地上の“ラピュタ”なのか。真相を確かめるべく著者は世界で最も危険なエリアに飛び込んだ。覚醒植物に興奮し、海賊の見積りをとり、イスラム過激派に狙われながら、現代の秘境を探る衝撃のルポルタージュ。第35回講談社ノンフィクション賞、梅棹忠夫・山と探検文学賞受賞作。
目次
第1章 謎の未確認国家ソマリランド
第2章 奇跡の平和国家の秘密
第3章 大飢饉フィーバーの裏側
第4章 バック・トゥ・ザ・ソマリランド
第5章 謎の海賊国家プントランド
第6章 リアル北斗の拳 戦国モガディショ
第7章 ハイパー民主主義国家ソマリランドの謎
著者等紹介
高野秀行[タカノヒデユキ]
1966年東京都生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学探検部在籍時に執筆した『幻獣ムベンベを追え』でデビュー。早稲田時代の青春や日本での異文化体験を描いた作品を執筆。2006年『ワセダ三畳青春記』で第1回酒飲み書店員大賞を受賞。13年『謎の独立国家ソマリランド』で第35回講談社ノンフィクション賞、14年同作で第3回梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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