集英社文庫<br> 謎の独立国家ソマリランド―そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア

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集英社文庫
謎の独立国家ソマリランド―そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア

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  • サイズ 文庫判/ページ数 592p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087455953
  • NDC分類 294.53
  • Cコード C0195

出版社内容情報

内紛の絶えない地域で民主主義を成立させる国がある、その名はソマリランド。国際社会で国として認められていない“そこ"に潜む謎を探るべく現地へ! 講談社ノンフィクション賞受賞作。(解説/野村進)


内容説明

“崩壊国家ソマリア”の中で奇跡的に平和を達成しているという謎の独立国ソマリランド。そこは“北斗の拳”か“ONE PIECE”か。それとも地上の“ラピュタ”なのか。真相を確かめるべく著者は世界で最も危険なエリアに飛び込んだ。覚醒植物に興奮し、海賊の見積りをとり、イスラム過激派に狙われながら、現代の秘境を探る衝撃のルポルタージュ。第35回講談社ノンフィクション賞、梅棹忠夫・山と探検文学賞受賞作。

目次

第1章 謎の未確認国家ソマリランド
第2章 奇跡の平和国家の秘密
第3章 大飢饉フィーバーの裏側
第4章 バック・トゥ・ザ・ソマリランド
第5章 謎の海賊国家プントランド
第6章 リアル北斗の拳 戦国モガディショ
第7章 ハイパー民主主義国家ソマリランドの謎

著者等紹介

高野秀行[タカノヒデユキ]
1966年東京都生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学探検部在籍時に執筆した『幻獣ムベンベを追え』でデビュー。早稲田時代の青春や日本での異文化体験を描いた作品を執筆。2006年『ワセダ三畳青春記』で第1回酒飲み書店員大賞を受賞。13年『謎の独立国家ソマリランド』で第35回講談社ノンフィクション賞、14年同作で第3回梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

425
私たちがほとんど知ることのないソマリアからの現地レポート。そもそもソマリアについて日本語の文献は極めて希少であるし、英文の学術書はあるものの、こうして自ら現地に滞在した、いわば体当たりの取材記は本書が唯一なのではないだろうか。ソマリランド、プントランド、南部ソマリアの諸地域を網羅した貴重な記録。しかも、単にこの地を踏査したというのではなく、相互の関係性やソマリ人社会の特殊性に対する分析的考察も行っている。高野秀行は今やCIAをはじめとしたどんな国際機関よりもこの地を知り、人脈も築いているのではないか。2023/05/30

遥かなる想い

238
第35回(2013年)講談社ノンフィクション賞。 無政府状態が続く ソマリアで 十数年も平和に暮らすソマリランドの不思議を 取材した作品である。 未確認国家ソマリランドを巡る冒険 …著者の無類の探検好きが 文体に踊り、 大変楽しい。民族対立を 源平の戦いに なぞらせながら、著者も 我が道を行っている、 そんな作品だった。2018/07/23

はっせー

170
ソマリランドを知っている人はいるだろうか。この本を読んだことある人以外で知っている人がいればよほどの国マニアと言っても過言ではない。ソマリランドはソマリアの中で唯一と言ってもいいほど平和な独立国である。ソマリランドについての話はとても驚きの連続である。ホテルには無線LANがあり、ネットカフェもある。朝御飯にカフェに行くとマキアートが飲める。そんなバカなと思ってしまうが事実らしい。私たちはやはりフィルターをかけてこの世の中を見てしまうことがわかった。高野さんの文章力もすごく笑いが絶えない作品となっていた!2020/10/21

岡本

166
この本を手に取るまではソマリアをただの無法国家だと思っていた。しかし今では知人の誰よりもソマリアに詳しくなったといっても過言ではない。解説にもある様にノンフィクションながら笑える要素が多く、比較的厚い本書も飽きる事なく読み進める事が出来た。多くの人にこの本が読まれ、ソマリランドを知る人が増えることを願うばかりである。2018/12/12

Aya Murakami

134
昨日、病院の待ち時間に読み終わった本。 ソマリランドと台湾が仲が悪そうというのは意外なイメージでした。この辺じっくり調べてみたい。 植民地支配によって国内のシステムが壊されたことが原因で無政府地帯になってしまったのですね…。間接統治よりも質が悪いシステム破壊…。よく覚えておきます。2018/01/30

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