出版社内容情報
青年孤児バルタザールは、自分の出自を探る過程で次々と冒険の渦の中に投げこまれる。バルタザールの世にも〈とっぴ〉な冒険物語。 中学生から
内容説明
青年孤児バルタザールは日常を逸脱した冒険を否定し、節度ある平凡な生活の中に幸福があると説く。しかし、美しく誇り高いヨランド嬢を得るため、自分の出自を探る過程でつぎつぎと冒険(アバンチュール)の渦の中に投げこまれる。女占い師の予言《父親には頭がない》とは何か?バルタザールの世にも〈とっぴ〉な冒険ばなし。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
40
竹西英夫 翻訳・解説 「刺青人生」という題での紹介した本があるとのこと。 ルパンが登場するので、翻案とのこと。 本書では、ルパンは登場しない。 バルタザールがルパンだと思えば、思えなくも無い。 最後が、当たり前といえば当たり前だし、 不可思議だと言えば不可思議な終わり方。 5人の父親、母親候補に翻弄される自分探しの騒動と旅が終わる。2013/04/28
だん
0
う~ん、まあまあ。2009/01/28
RINKO 秋の夜長
0
人生にアヴァンチュールはないと、日常哲学なるものを自説として教師として生きるバルタザール。しかし、彼の両親をめぐる突飛な事件が立て続けに現れたとき、その日常哲学なるものは果たして成立するのか。 テンポ良く話が進んでいくので、長編であるがサラッと読める。2021/02/19
tsumugi
0
タイトル通りに突飛すぎてちょっとびっくりした。こんな地味なヒーローでこんな波瀾万丈な展開になるとかある? コロカントが有能可愛い。2019/06/18
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