出版社内容情報
独仏国境に近いオルヌカン城を訪れたポールと新妻のエリザベート。だがそこでポールは意外な事実を知り戦場へと旅立つ。 中学生から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
tokkun1002
10
ルパン8作目。第一次世界大戦中の執筆。1915年。これもルパンシリーズと言って良いのか…まさかのつくりだ。他の作品にちょい役で出た感じ。初版では登場しないとか。エリザベート登場。後で分かるが身を潜めていた時期。《フランス》2013/08/14
訪問者
3
第一次世界大戦中の物語だが、主人公のポールが少年時代に父親との旅の途中で父親が殺される回想の殺人事件を想起する冒頭のエピソードから、戦争を舞台とした驚くべき冒険が物語られる終盤まで、予想外の面白さがページをめくらせる予想外の傑作。2016/09/01
H
2
2022年3月21日以前の読了本2022/10/03
(^-^)v
2
ルパンでてこなすぎだけどおもしろい-B2009/01/30
だん
2
一応アルセーヌ・ルパンシリーズに組み込まれていますが、ルパンの登場はほんの数ページ。ルパンの活躍を期待すると落胆することになります。 ただし、ルパン物と考えなければなかなか面白い話です。 第一次世界大戦中に執筆された世界大戦時代の話のため、ルブランの愛国心が溢れるくらいに感じられます。 (ドイツ人が読んだら気分を害しそうですが。) 主人公ポールが従軍しているため戦争描写が全編に渡って描かれ暗い印象を与えます。2009/03/19




