出版社内容情報
雪気が語るリサンダール星人と雪花のこと。そして、ついにむかえるお神楽の夜。子どもたちは“清く”舞うことができるのか。
【著者紹介】
佐藤多佳子 (さとう・たかこ)1962年東京都生まれ。1989年に「サマータイム」で月刊MOE童話大賞を受賞してデビュー。『イグアナくんのおじゃまな毎日』で産経児童出版文化賞、日本児童文学者協会賞、路傍の石文学賞を受賞。『一瞬の風になれ』で吉川英治文学新人賞、『聖夜』で小学館児童出版文化賞を受賞。そのほかの作品に『しゃべれども しゃべれども』『神様のくれた指』『黄色い目の魚』『第二音楽室』などがある。
内容説明
コールドスリープ装置で眠っている森崎古丹をさがそうとする子どもたち。神社の古い記録に興味をもった数斗は、地元の郷土史研究会に入ることに。しだいに近づいてくるお神楽の本番。子どもたちは“清く”舞うことができるのか。青い光はあらわれるのか。小学校高学年から。
著者等紹介
佐藤多佳子[サトウタカコ]
1962年東京都生まれ。1989年「サマータイム」でMOE童話大賞を受賞してデビュー。『イグアナくんのおじゃまな毎日』で産経児童出版文化賞、日本児童文学者協会賞、路傍の石文学賞を受賞。『一瞬の風になれ』で本屋大賞と吉川英治文学新人賞を、『聖夜』で小学館児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mocha
93
1巻の冒頭のシーンからようやく1年。心配だったお神楽の舞にこちらまでどきどきした。過去に何があったのか、これから何が起こるのか?次巻が待ち遠しい。2016/02/06
ゆみねこ
67
少年少女の6人が、それぞれのワザや能力を磨き、森崎古丹の謎を追いつつ迎えたお神楽の夜。そして怪しいものが現れて…わぁ~この終わり方はドキドキしながら次を待てと言うことですね。楽しみに待ちますか。。2016/01/03
Ikutan
62
森崎古丹は、宇宙人!前回のびっくりの展開から、謎は深まるばかり。謎の解明に向けて動き出した子どもたちの超能力は、少しずつ研きがかかり、体力の喪失も減ってきた。それぞれのキャラの設定がはっきりしているので、読みやすくてどんどんページがすすみますね。そして、ついにお神楽の夜が。不思議な緊張感のもと、丁寧に描かれた彼らの技や舞が鮮やかに浮かび上がり、ぐーんと引き込まれました。さぁ、物語は、今後どう収拾されるのか、予想が着きません。庵で見つけた手紙のような巻物の内容も気になりますね。続きが楽しみです。2015/12/19
さつき
57
再読。ついにやって来るお神楽の夜。祭りの高揚感でよりいっそう、まとまりをみせる子供達。前回読んだ時も驚きましたが、本当に気になる場面で終わっていて…5巻を読むのが待ち遠しいです。2018/05/31
Rosemary*
48
とうとう迎えたお神楽本番、子供たちの絆も深まり舞手と剣士の場面は、ぐいぐい引き込まれました。それを見守る大人たちも温かくて心地よい。しかし、神社をめぐる秘密や謎の手紙、超能力など、かなり話が大きくなってきてこの先どう収拾するのか気になるところ。早く続きが読みたいけどまだまだ先よね。2015/12/29