ツキノワグマ

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ツキノワグマ

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  • サイズ A5判/ページ数 161p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784037451202
  • NDC分類 K489
  • Cコード C8340

内容説明

社会が変われば動物も変わる!!なぜツキノワグマは人を襲うようになったのか?その変化を鋭く視つめ続けてきた動物カメラマン宮崎学がおくる新メッセージ。小学上級から。

目次

第1章 クマに対するボクの見方・考え方(ボクたちが守るべきルール;カナダのゴミ箱から学ぶべきこと ほか)
第2章 フィールドノート1 いつ事故がおきてもおかしくない、クマと人間との危険な関係(庭に入りこんできたクマ;あわてたクマ親父 ほか)
第3章 ボクが出会ったクマの野生(はじめての出会い;「殺気」をぶつける ほか)
第4章 フィールドノート2 小さな事件の記録(クマ、クロスズメバチの巣を襲う;ツキノワグマは怒った)
第5章 なぜツキノワグマは、人を襲うようになったのか?(人を守らなくなったイヌ;Tさん、クマに馬のりにされる ほか)

著者等紹介

宮崎学[ミヤザキマナブ]
1949年、長野県に生まれる。精密機械会社勤務を経て、1972年、独学でプロ写真家として独立。『けもの道』『鷲と鷹』で動物写真の世界に新風を巻き起こす。現在、「自然と人間」をテーマに社会的視点に立った「自然界の報道写真家」として日本全国を舞台に活躍中。1978年『ふくろう』で第1回絵本にっぽん大賞。1982年『鷲と鷹』で日本写真協会新人賞。1990年『フクロウ』で第9回土門拳賞。1995年『死』で日本写真協会年度賞、『アニマル黙示録』で講談社出版文化賞。2002年「アニマルアイズ(全5巻)」シリーズで学校図書館出版賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NAO

67
ツキノワグマについての、目からうろこのびっくり、どっきりに、認識を新たにさせられる。アウトドア流行で森や山の中に作られたキャンプ場の食事の匂いは熊や野生動物にとっては拷問に等しいということ、日本のリゾート地やキャンプ場、山の中のゴミ箱は餌付け以外の何物でもないという言葉に、いろいろと考えさせられた。児童書だけど、是非大人の人にこそ読んでほしい本。2018/11/19

yumiha

24
著者宮崎学氏は、長野県の伊那谷に暮らしながら、野生動物の写真を撮っておられるカメラマン。この本を読むまで私は、開発の名のもとに森林を伐採するから、ドングリなど熊の食料が少なくなり、熊は里山へ下りてくるのだと思い込んでいた。だが、何十年もかけて写真を撮りながら、野生動物の推移を実感されている著者は、違う考えを持つ。熊の棲息圏内へキャンプ場や民宿、遊歩道など作って入り込んだ人間と、数を増やしてきている熊が遭遇する機会が増えたからだという。また、ちゃちなゴミ箱から食材の味を覚えて、里に出没するのだそうだ。2016/09/29

あんこ

14
何年も前、茨城にあるキャンプ場に泊まった時、夜中に動物が来たことがあった。バサッバサッと大きな音でテントを揺らすし、下からガリガリするし驚いたのなんの。どうやら、テントの中にあるゴミ袋をねらったみたいだった。内側からテントをたたき、うわっと大声を出したら逃げてくれた。あの動物は、ネコだったかタヌキだったか。長野のキャンプ場ではクマが出没するところがあるみたい。やっぱりゴミを狙うそうだ。整備されてるキャンプ場では安心しちゃうけど、自然と隣り合わせだし人間ももっと警戒しなくてはいけないと思った。2017/02/04

みー

13
近年のクマの出没ニュースや、人間との遭遇事件などのことを考えると、この本は10年前に出版されたものだが、現在のこの状況と照らし合わせて読むと、大変、怖いものを感じる。「共存」「自然保護」「環境保護」と声高々に言うものの、正確な情報や調査もなく、それらは机上の空論にすぎない。これから先の10年・・すでに鳴らされていた警鐘をどれだけ活かすことが出来ているのか・・もっともっと人間は、真摯に自然と向き合わなければならない。2016/08/10

ひじり☆

7
【光村図書 小学校教科書 国語 5年 紹介図書 平成27年度】勝手に餌付けして、近付いて来たら駆除って…それは野性動物の身からしたら、本当に勝手な話だな…。ゴミ箱一つにとっても、人間の便利さ優先で自然環境に全く配慮されていないことにビックリ。カナダみたいに出来なものなのかな…。もう鈴をつけて歩けば大丈夫という時代の熊ではないんだ!!!2019/06/11

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