天保の虹―白狐魔記〈7〉

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天保の虹―白狐魔記〈7〉

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  • サイズ B6判/ページ数 376p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784037446307
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

出版社内容情報

約130年ぶりに江戸の町をおとずれた白狐魔丸は、大泥棒・鼠小僧次郎吉と出会う。盗んだ小判を町屋の屋根からばらまくことで知られた鼠小僧だったが、それはにせ者のしわざだった。にせ者のことが気にくわない吉野の狐・雅姫に命じられ、白狐魔丸はその正体を追うが……。
為一と名乗る画家・葛飾北斎との旅に同行したのち、白狐魔丸は仙人のすすめで大坂へと向かう。そこで出会ったのは、白い狐の面をつけた盗賊と、それを追う与力・大塩格之助。格之助の父・大塩平八郎は、凶作が続き、飢饉に苦しむ民を救おうとしない幕府や奉行所に怒り、反乱を企てていた――。

時代をこえて生きる狐・白狐魔丸の目をとおして、人間社会の不条理を見つめる。鼠小僧や葛飾北斎、大塩平八郎など、虹のように多様であざやかな登場人物たちに彩られる、大好評・歴史ファンタジー第7弾。

内容説明

白駒山の仙人の弟子となり、修行ののち、人間に化けることができるようになった狐、白狐魔丸の人間探求の物語。約百三十年ぶりに江戸を訪れた白狐魔丸は、世間を騒がす大泥棒・鼠小僧次郎吉と出会う。その後向かった大坂の町では、凶作のため、人々は飢饉に苦しんでいた。そんな中、町は突如赤い炎につつまれる。火をつけたのは、大塩平八郎の一党だった。小学校高学年から。

著者等紹介

斉藤洋[サイトウヒロシ]
1952年、東京都に生まれる。中央大学大学院文学研究科修了。『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社新人賞を、その続編の『ルドルフともだちひとりだち』で野間児童文芸新人賞を受賞。路傍の石幼少年文学賞受賞

高畠純[タカバタケジュン]
1948年、愛知県に生まれる。愛知教育大学卒業。絵本『だれのじてんしゃ』でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞、『ふたりのナマケモノ』で講談社出版文化賞絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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さつき

78
今回は鼠小僧次郎吉に、大塩平八郎の乱。江戸も天保まで下ると、ガラっと侍の気風も変わってきますね。雅姫はますます妖怪じみてきました。彼女に好かれてしまうのは不運の始まりなんじゃないかしらと思うほど。次は幕末が舞台になるのかな?楽しみに待ちます。2020/10/16

☆よいこ

54
白狐魔記⑦前巻の江戸時代元禄から約130年後、江戸時代後期の天保の時代。吉野の狐・雅姫(つねひめ)に誘われて再び江戸の町にやって来た白狐魔丸は、小吉の姿で芝居見物や花見を楽しむ。葛飾北斎と筑波の山を巡ったり、その後大阪に行き、大塩平八郎の乱に出会う。▽鼠小僧の次郎吉がいいやつだった。雅姫はむくわれない、かわいそうに思う。▽安定した面白さ。どの時代まで白狐魔丸は行くのか…、海外も視野に入れてるっぽいので次巻も楽しみです。2019/12/16

りらこ

22
時は江戸末期。白狐魔丸は江戸に大坂にと仙人の話に導かれて行くことに。雅姫の活躍も相変わらず。今回は鼠小僧次郎吉、大塩平八郎。北斎、モリソン号。大塩平八郎については頑迷固陋な自分中心の人物として描かれている。周りのこと考えてないから火を放ったりできるのかも。雅姫の想い人、ようやく転生、しかし….。皆時代の動きに逆らえない。運命ってそういうものとして描かれている。白狐魔丸の正体に気づくのは異才の持ち主北斎と次郎吉。だんだんと時は明治に近づくがこの先はどうなるのだろう。2022/09/08

あまね

14
忘れた頃に新刊が出てる白狐魔記。源平合戦の頃から続く白狐魔丸の人間探求も、ついに江戸の天保年間まで来た。大塩平八郎の乱も、狐の目から見るとこうなるのか…。確かに、救民を唱えつつ大坂の町を焼け野原にするなんて、何がしたかったんだ、平八郎(笑) 鼠小僧という友?も得て、いよいよ幕末へと向かうのか。北斎が描いた白狐魔丸の絵、見てみたいなぁ。2020/02/15

くぼたか

13
続刊を待ち望んでいたシリーズ。大人も十分楽しめる内容なので、児童書コーナーだけに置いておくのはちょっともったいないと思います。2020/01/11

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