出版社内容情報
暗号文だけが書かれた手紙が届き、ホームズはワトスンと解読をはじめるが、事件が起こる?。秘密結社に支配された炭鉱町の事件。 小学校高学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
NAO
65
事件が殺された人物のアメリカでの行為に起因しているという点は、『緋色の研究』と同じ。当時のアメリカはまだ発展途上で、ドイルには、なんでもありの未開の地に思えたのだろう。ただ、最初からホームズがモリアーティにこだわっているのには違和感があるし、この事件をモリアーティと関連づけるのならもうちょっと詳細なそっちの方の話があってもいいのではないか、と思う。 2021/11/07
鷺@みんさー
36
そういえば恐怖の谷はまだ読んでなかったなと、前知識なしで読み始める。前半はいかにもいつものホームズだが、後半は思いきり違う小説になったのかと思った。なんだこれすっげぇ面白いじゃねぇか。ホームズでこんな話が読めるとは思わなかった。オチは予想できたものの、それを押して魅力的な人物描写に圧倒された。いやはや、まったきスタンディングオベーション。2021/07/19
たかなし
24
ホームズラスト。第二部の恐怖の谷の雰囲気が怖くて好きです。ホームズは相変わらずでした。これが長編で一番好きです。2018/06/28
鏡也
17
あとがきで、この話の元になったお話が載っていました。話の元になった探偵はかなりの腕だったんですね。ホームズと良い勝負?モリアーティー教授との再戦に期待。2016/09/27
まっちゃ(末川知也)ユックリシテッテ! ( ・ω・)つ旦
5
読了致しました。 今回の事件は案外すぐに終わってしまいましたね。なのでホームズ君の出番が少なかったように見えたね。 ちょっとイジワルな問題で真ん前から見ても謎が深まるばかり。しかしホームズは客観的に見て、その意図を見抜いた。 そして第二章は過去の話ですね。これは今回の事件で関わりの強い人物ですね。まさかあんなことがあってこうなったとは。少し驚きが隠せません。2022/06/04
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