出版社内容情報
暗号文だけが書かれた手紙が届き、ホームズはワトスンと解読をはじめるが、事件が起こる?。秘密結社に支配された炭鉱町の事件。 小学校高学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
NAO
66
事件が殺された人物のアメリカでの行為に起因しているという点は、『緋色の研究』と同じ。当時のアメリカはまだ発展途上で、ドイルには、なんでもありの未開の地に思えたのだろう。ただ、最初からホームズがモリアーティにこだわっているのには違和感があるし、この事件をモリアーティと関連づけるのならもうちょっと詳細なそっちの方の話があってもいいのではないか、と思う。 2021/11/07
カピバラKS
53
●前半が現在の物語、後半が過去の物語である。いずれもエキサイティング&サプライジングで、一粒で二度美味しい作品となっている。●それにしても、作者ドイルは、物語の雰囲気作りが上手い。ホームズの宿敵モリアーティ教授は、闇に潜む悪の大親玉として桁違いの存在感を漂わせるし、過去編でのアメリカ炭鉱地区における暴力の横行と騒擾たる世情の描写は、読み手にも緊張感が迫ってくる。●令和から顧みて、ホームズ物の長編は、謎解きの妙とともに、物語の世界観に浸ることが、とても楽しい。2026/02/18
鷺@みんさー
38
そういえば恐怖の谷はまだ読んでなかったなと、前知識なしで読み始める。前半はいかにもいつものホームズだが、後半は思いきり違う小説になったのかと思った。なんだこれすっげぇ面白いじゃねぇか。ホームズでこんな話が読めるとは思わなかった。オチは予想できたものの、それを押して魅力的な人物描写に圧倒された。いやはや、まったきスタンディングオベーション。2021/07/19
たかなし
25
ホームズラスト。第二部の恐怖の谷の雰囲気が怖くて好きです。ホームズは相変わらずでした。これが長編で一番好きです。2018/06/28
鏡也
18
あとがきで、この話の元になったお話が載っていました。話の元になった探偵はかなりの腕だったんですね。ホームズと良い勝負?モリアーティー教授との再戦に期待。2016/09/27




