出版社内容情報
テロによる家族の死というテーマを10歳の少年の視点から描いて、その率直な感性とあたたかなユーモアが読者を魅了する感動作。
内容説明
姉さんのローズがテロの犠牲になって、ばらばらになった家族。ぼくを救ってくれたのは、イスラム教徒の少女、スーニャだった。心はずむシーンも、胸がつまるシーンも、あたたかなユーモアが読者を魅了する傑作!テロによる家族の死というテーマを十歳の少年の視点から描いた、ブランフォード・ボウズ賞受賞作。小学校高学年から。
著者等紹介
ピッチャー,アナベル[ピッチャー,アナベル] [Pitcher,Annabel]
1982年、英国ウェストヨークシャー生まれ。オックスフォード大学で英文学を学んだ後、テレビ番組のシナリオライターや英語教員を経て、『さよなら、スパイダーマン』により作家としてデビュー。第1作目となる優れた児童書を書いた作者と編集者にあたえられるブランフォード・ボウズ賞を受賞。35歳以下でデビューした期待の新人に贈られるベティ・トラスク賞の一人に選ばれた。第2作『ケチャップ・シンドローム』は、ウォーターストーン児童文学賞最優秀賞及び、アメリカ探偵作家クラブが選ぶエドガー賞ヤングアダルト部門を受賞している
中野怜奈[ナカノレイナ]
1983年、東京生まれ。津田塾大学大学院イギリス文学専攻修士課程修了。学校司書として勤務しながら、ミュンヘン国際児童図書館の日本部門を担当。国立国会図書館国際子ども図書館では非常勤調査員として翻訳業務に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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